中2自殺、県側争う姿勢=福井地裁で第1回弁論

福井県池田町で2017年、町立池田中学校2年の男子生徒=当時(14)=が担任の叱責を受け自殺した問題で、生徒の母親が県と町に約5500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、福井地裁(武宮英子裁判長)で開かれた。県と町側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
母親は法廷で意見陳述し、「責任の所在を明確にしてほしい」と訴えた。
訴状によると、当時の担任や副担任が、男子生徒が宿題を出さなかったことで「生徒会を辞めろ」などと、他の生徒や職員の前で大声で怒鳴りつけるなどした。生徒は17年3月、校舎3階から飛び降りて自殺した。
原告側は、叱責は許容される範囲を逸脱しており、その後も生徒の精神的衝撃を和らげず安全配慮義務を怠ったと主張。県と町側は、指導に不適切な部分があったとしても、教育目的を逸脱しておらず、自殺も予見できなかったと反論した。

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