片岡鶴太郎とコラボした日本酒「Mizubasho Artist Series」で晩酌してみた

初春から夏にかけて、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、旅行などの季節を感じるイベントができなかった2020年。外出できなかった分、家飲みで色んな土地のお酒を試してみた人もいるのでは?そんな人におすすめな日本酒「Mizubasho Artist Series 片岡鶴太郎」が3種類発売されるということで、片岡鶴太郎さんも登壇した発表会に行ってきた。

「Mizubasho Artist Series 片岡鶴太郎」は、群馬県の老舗酒造メーカー・永井酒造(代表取締役:永井則吉)が2020年9月10日から全国で同時販売を開始する商品で、スパークリング酒(食前酒)、スティル酒(食中酒)、デザート酒(食後酒)の3種類が用意されている。この商品は、尾瀬の環境保全をコンセプトとして永井酒造株式会社、三条印刷株式会社、東京パワーテクノロジー株式会社の3社がスクラムを組んだ「尾瀬水芭蕉プロジェクト」の一環として誕生したもので、同商品の売り上げの5%がプロジェクト資金として寄付される。

プロジェクトの中で永井酒造が開発・販売して行く「Mizubasho Artist Series」では、6つの挑戦を行うという。その中の1つが、アートによる日本酒の付加価値創造を目指すべく、アーティストに尾瀬に咲く「水芭蕉」を描いてもらい、ラベルデザインに反映するという企画。第一弾として片岡鶴太郎さんによる水芭蕉の原画がラベルとなりこの度発売されることとなった。

「草津片岡鶴太郎美術館」があるなど群馬には所縁があり、永井代表とも懇意にしていたという鶴太郎さん。テレビの収録で尾瀬を訪れた際に、いずれ水芭蕉を描いてみたいと思っていたこともあり、今回ラベルデザインにすることを前提に水芭蕉を描くことはとても楽しかったそうだ。鶴太郎さんによると水芭蕉は「涼しい中で咲いていて、清楚な和花のイメージ」がある。また、永井酒造の日本酒ブランド「水芭蕉」は「キリリと端麗な味なので、透明感、清潔感、音色を感じるように、なおかつ皆が持っている「水芭蕉」のイメージを損なわないようにしました」と、花と日本酒、両方の水芭蕉のイメージを十分に考えた上で描いたことを明らかにした。尚、原画は油絵だが、油絵で筆跡を残すのがあまり好きではないということもあり、鶴太郎さんは指を使って描いたという。アーティストとしてのこだわりと永井酒造の思いが込められた3種の日本酒、早速試飲させていただいた。

「スパークリング」(食前酒)
長年研究を重ね進化してきたという独自の瓶内二次発酵技術を使って仕上げた日本酒。柔らかい口当たりと華やかな香り、豊かな日本酒の風味が感じられる繊細さは、食前酒として申し分ない味わい。

容量:360ml アルコール度数:12% 価格:税別1,200円
「スティル」(食中酒)
フルーティーだが甘すぎず爽やかさを感じられる軽い味わい。肉料理にも魚料理にも、ペアリングは自在に楽しめそう。食卓により広がりを与えてくれる絶妙な飲み心地で、飲む人を選ばないので、普段はあまり日本酒を飲まない人にもおすすめしたい美味しさ。

容量:720ml アルコール度数:15% 価格:税別1,300円
「デザート」(食後酒)
上品な甘さが感じられる食後酒は、チョコレートやナッツなどと一緒に飲んでみることをおすすめ。ちょっと日本酒の概念が変わるような果樹酒的な楽しみ方は、就寝前のひとときにゆっくりと味わいたい。

容量:300ml アルコール度数12% 価格:税別1,000円

ちなみに、鶴太郎さんによると、純米大吟醸は冷やすのが定番の飲み方だが、「Mizubasho Artist Series 片岡鶴太郎」は“通年飲める”のが良いところということで、これからの季節には燗酒で飲むのもおすすめしたいとのこと。また、食前酒のスパークリング、食中酒、食後酒、それぞれグラスを変えて飲むのも粋なので楽しんでもらいたいという。

「夏がくれば思い出す はるかな尾瀬 とおい空」(「夏の思い出」)。すぎゆく2020年の夏を振り返りながら、とおい尾瀬に咲く水芭蕉の花を思い浮かべつつ、「Mizubasho Artist Series 片岡鶴太郎」で食事を楽しんでみてほしい。

岡本貴之 おかもと たかゆき 1971年新潟県生まれのフリーライター。音楽取材の他、グルメ 取材、様々なカルチャーの体験レポート等、多岐にわたり取材・ 執筆している。趣味はプロレス・格闘技観戦。著書は『I LIKE YOU 忌野清志郎』(岡本貴之編・河出書房新社)」 この著者の記事一覧はこちら

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