安藤忠雄氏、新首相に「美しさを世界に誇れる国造り」を期待

建築家の安藤忠雄氏(79)が15日、東京・渋谷区の神宮通公園で、自身がデザインしたトイレを視察した。
円形で銀色の斬新なデザイン。「あまやどり」をコンセプトに、ひさしが大きくせり出している。建物の一部ではなく、独立した公衆トイレのデザインは初めてという安藤氏は「東京五輪に向けて、日本は清潔で美しい国ということを世界に発信したいと思った。清潔であるためにも、(外壁を)格子にして風通しを良くしている」と、こだわりを明かした。
かつて「美しい国」のキャッチフレーズを使った安倍晋三首相(65)の後任として、自民党の菅義偉新総裁(71)が16日に新首相に就任する見通し。安藤氏は新首相へ「この国が美しいと、世界中に人々みんなが誇りを持てるような新しい国を造っていくんだということを、リードしていっていただきたいと思います」と期待した。
同トイレは、日本財団による、誰もが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」として、渋谷区内17か所に新しい公共トイレを設置する活動の一環。7日に供用を開始した神宮通公園が7か所目となり、今年は最後。残り10か所は、来夏までの完成を目指す。
渋谷区の協力を得て、目指すのは性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレ。安藤氏ら、世界で活躍する16人のクリエイターが参画。従来は1日1回だった清掃を3回に増やすなど、トイレの維持管理も強化していく。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする