安倍首相まんじゅう見納め=業者、後任の新商品準備も

安倍晋三首相のイラストが描かれた「晋ちゃんまんじゅう」が、辞任に伴い見納めとなる。最後の「ありがとう!!!晋ちゃんまんじゅう」が8日に発売。商品を手掛ける「大藤」(東京都荒川区)の大久保智文社長(43)は「政権の支持率が売れ行きに影響した。良い時も悪い時も毎年発売してきたので、最後はありがとうで感謝の気持ちを伝えたい」と話す。
最新作は12個入りで税込み700円。パッケージのデザインは安倍首相が中央に座り、周囲に小泉純一郎元首相らが並ぶ。自民党総裁の座を争う石破茂、菅義偉、岸田文雄各氏の姿もある。
晋ちゃんまんじゅうは、第1次安倍内閣が誕生した2006年9月に第1弾が登場。首相人気を追い風に1年間で55万個を売り上げるヒット商品となった。以降、政局を反映した新作を出し、まんじゅう以外も含めたシリーズは34種類に及ぶ。
同社は毎年1~2月中に新作を出していたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で取りやめた。夏に安倍氏の体調問題が浮上し、激励する新作の企画が辞任表明会見の2~3日前に決まったが、お蔵入りとなった。
大久保社長は「しっかり療養して再び国を支えていただきたい」とエールを送る一方、「新総裁の情報収集に取り組んでいる」とし、次の首相となる人物にちなんだ商品開発にも意欲を燃やす。

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