「マスク拒否」だけじゃない飛行機の客室トラブル 最悪の酒酔い珍事 ナッツ事件…その末路

ピーチの「マスク拒否」事件など、機内で激高した乗客が起こすトラブル、海外では色々な意味で「目を覆いたくなる」ようなものも存在します。一筋縄ではいかない過去の事例、どういったものがあったのでしょうか。
2020年9月、釧路発関西行きのLCC(格安航空会社)のピーチ便で、乗客がマスクの着用を拒否したことでトラブルに発展、CA(客室乗務員)の指示に従わなかったことから、該当便の乗員は航空法の安全阻害行為にあたると判断し、新潟空港に緊急着陸する事態が発生しました。
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当時の現地メディアの報道によると、トラブルを起こした乗客はファーストクラスに座った投資家。お酒のおかわりをCA(客室乗務員)に拒否された結果、自らギャレー(キッチン)に向かい、お酒を飲もうとしたのをCAにとがめられたことで激高します。
ユナイテッド航空976便でトラブルを起こした乗客は、なんと機内でお尻を出しフードサービス用カートに排泄したのです。さらに、そのあと手足で排泄物を機内中に拡散。最終的に約5000ドルの罰金と、2年間の保護観察処分が科せられたとのことです。
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なお、2020年9月にはウクライナでも、到着した飛行機の非常口ドアを開け、乗客が翼のうえに立つトラブルが発生。機内が暑かったため、涼みたかったからといいますが、この客には永久的な搭乗禁止が告げられたそうです。
トラブルを引き起こすことがあるのは、純粋な乗客とも限らないケースもあるようです。日本で広く知られているもののひとつに挙げられるのが、通称「ナッツ・リターン事件」でしょう。
「マスク拒否」だけじゃない飛行機の客室トラブル 最悪の酒酔…の画像はこちら >>中国東方航空機(画像:lasta29[CC BY-SA〈https://bit.ly/3m6D7dl〉])。
2014(平成26)年、ニューヨークから仁川に向かう大韓航空機のファーストクラスに同社の副社長が乗り込みます。ウェルカムサービスのマカダミアナッツの提供方法をきっかけに、副社長は激高。すでに飛行機は駐機場を離れていましたが、副社長は駐機場に戻り、客室責任者であるチーフパーサーを降ろすよう一方的に指示。同便は副社長の指示通り、戻ってチーフパーサーが下りたのち、再出発しました。
国外のメディアがこれを大きく報じたことで、このトラブルは世界に広まり、結果この副社長は辞任。懲役10か月、執行猶予2年の刑を言い渡されました。
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日本では幸いにも、こういった「目を覆いたくなる」ようなトラブルは滅多にありません。なお、航空法第73条の3に「当該航空機の安全を害し、機内の秩序、規律をみだした場合、必要な限度で機長はその者に対し、拘束その他行為を抑止するための措置をとり、またはその者を降機させることができる」と記載されており、その乗客がCAの注意を聞かない場合は警告書を提出、それでも聞かない場合、拘束や強制降機となります。

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