飛行機「体格良すぎてシートベルトの長さが足りない」場合どうするの? ANAに聞いた

飛行機の座席に備え付けられているシートベルトは最大どのくらいまで伸びるのでしょうか。また、もしその長さでも足らない場合や、余ってしまう場合はどのように対応するのでしょうか。ANAに聞きました。
飛行機では離着陸の際はもちろん、場合によっては巡航中でも揺れなどに備えてシートベルトを装着して乗るのが一般的です。
そしてこのシートベルト、乗客の腰回りのサイズに合わせて長さを調節できるようになっています。ANA(全日空)によるとその長さは、約45cmから約110cmまで対応しているとのこと。ただ、もしこのサイズの範囲内で装着することが難しい場合は、どうすればよいのでしょうか。
「歌舞伎」をテーマにしたANAの現機内安全ビデオの撮影風景(2018年、恵 知仁撮影)。
この場合、CA(客室乗務員)に頼むと「エクステンションベルト」というアイテムが貸し出され、それで対応するとのこと。「エクステンション」は直訳すると「延長」。「エクステンションベルト」はその名の通り、延長用のベルトで、バックル部分にこれを付けるとベルトの長さを伸ばせます。
ANA機の多くで用いられているエクステンションベルトの場合、その長さは約60cm(25インチ)といいます。
ANA機の場合、このエクステンションベルトは飛行機のサイズや座席数によって、それぞれ積まれる量が異なるそうです。国際線仕様機の場合、ボーイング777-200型機だとおおむね8本、その長胴型の777-300型機はおおむね10本、ボーイング787型機はおおむね6本から8本としています。

また、たとえば大きな楽器などを機内に持ち込む際には、このアイテムを使って座席に固定するなど、このベルトを装着するのは人間ではないケースも発生するようです。
ANAのエアバスA380型機「フライングホヌ」のエコノミークラス。ひじ掛けも外せるほか、ベッドのように寝られる「カウチシート」にもできる(2019年、恵 知仁撮影)。
一方で小さい子どもなど、もしシートベルトをいっぱいまで締めても身体とベルトの間隔が広く、緩んでいるケースなどはどうするのでしょうか。
ANAによるとその場合、乗客とお腹のあいだに毛布などを挟み込みベルトの緩みを無くすことで、安全に着席できるよう対応するとしています。

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