被害対策弁護団を結成=流用疑惑の東京ミネルヴァ

破産した「東京ミネルヴァ法律事務所」(東京都港区)が、回収した過払い金を依頼者に返還せず流用したとされる問題で、有志の弁護士らが31日、都内で記者会見を開き、被害対策弁護団を結成したと発表した。刑事告訴や民事訴訟も視野に入れ、8月には無料で電話相談も行う。
同事務所は過払い金返還請求訴訟を多数手掛け、テレビCMなどで知られていたが、6月24日に東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。負債総額は約51億円で、金融業者から回収した過払い金約31億円を広告費などに流用した疑いが持たれており、所属する第一東京弁護士会が刑事告発を検討している。
被害対策弁護団によると、同事務所が抱えていた依頼は約2万件に上るとされ、過払い金の多くが依頼者に返還されていないとみられる。新里宏二団長は「まずは被害実態を把握して、可能な救済を図っていきたい」と話した。
電話相談会は8月1、2、8、9、15、22、29日に開催され、午前10時~午後4時まで対応する。電話番号は0570(056)560。

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