「桜を見る会」に参加したと書かれた元祖半グレ数々の所業

「そんなん話がちゃうやろ!」

大阪の半グレの元祖といわれる男は、従業員にこうスゴんだという。

昨年9~10月、自身が実質的に経営に携わる沖縄県石垣市美崎町の飲食店内で「店を辞めたい」と申し出た30代の従業員を脅迫し働かせ続けたとして、住所不定、経営コンサルタントの山根真一容疑者(50)が23日、労働基準法違反の疑いで県警組織犯罪対策課に逮捕された。関係者からの相談で事件が発覚。県警が捜査していたところ、地元・大阪に潜伏していた山根容疑者を発見した。

■地下格闘技団体の創設者

山根容疑者は、大阪の地下格闘技団体「強者」の創設者。昨年7月に放映されたNHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」に出演した半グレ集団「拳月」のリーダーが「強者」の幹部を務めていた。山根容疑者は同12月、週刊誌がこぞって取り上げた「桜を見る会」に参加した反社会的勢力のひとりといわれている。

2011年に山口組系の組長と共謀し、住宅ローン名目で金融機関から融資金3950万円をだまし取った疑いで大阪府警に逮捕。14年には強者の元幹部や元選手と一緒に、元選手が経営する韓国料理店の元店員に膝蹴りを入れ、頭をビールジョッキでブン殴って重傷を負わせ逮捕された。

翌15年にはミナミの路上で通りがかった男性に因縁をつけ、「ミナミにおったら毎日こんな目に遭わしたるからな」と脅し、顔にケガを負わせて逮捕。さらに17年には、知人の会社社長に「わしらを敵に回すっちゅうことでええんか」と迫り、現金5000万円をゆすり取って逮捕と、何度も何度も警察の厄介になっている。

数年前に石垣島に移り飲食店やマリンレジャー業などに手を出していたが、島の繁華街・美崎町の治安は悪化した。地元関係者がこう言う。

「観光客を相手にした強引な客引きやボッタクリが横行しています。街にはガラの悪い連中が増え、入れ墨をした男たちがたむろし、デカい声を出して関西弁でしゃべっています。(山根容疑者は)“そっちの人”として島では有名です。島民に直接危害を加えたという話は聞いていませんが、観光客相手にトラブルを起こすので島の評判が悪くなる一方です。そんな連中がいたら、自分も行きたくありませんからね。皆、迷惑していますよ」

山根容疑者の身柄を狙っていたのは、沖縄県警だけではなかった。

「山根容疑者は今も大阪の半グレ連中から、絶大な信頼を得とる。昨年12月に特殊詐欺のリーダーが詐欺容疑で逮捕されたんやが、その際、そいつに知り合いの弁護士を紹介しとるんや。リーダーのバックには極道がおったもんやから、大阪府警も山根容疑者の身辺を洗っとった。何かあった時のために準備を進めとったんや」(捜査事情通)

島民たちは、二度と戻ってくるなと思っていることだろう。

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