新潟県出雲崎町の村上製作所が新潟地裁長岡支部から破産開始決定を受けたことが分かりました。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、村上製作所は1970年5月に設立された事業体で、プリント回路や船舶機械の製造を手がけ、家電メーカーや近隣の漁業従事者などを対象に受注基盤を構築していました。
ピークとなる2001年4月期には約1億円の売上高を計上していましたが、その後は1000万円前後の赤字を計上。採算的にも恵まれない状況が続いていました。
また、市況の悪化から受注確保に苦戦を強いられていた模様で、先行きの見通しも不透明となる中、事業継続が困難になったことから、今回の措置に至ったと言うことです。
負債額は約2000万円に上っていました。