愛知県安城市で6日、人材派遣会社代表の男性を殺害したとして逮捕された男が、凶器の包丁の柄が曲がるほどの強い力で男性を刺していたことがわかりました。
自称・安城市の自営業・小林元容疑者(35)は6日夜、取引先の人材派遣会社代表の榊原修さん(41)を包丁で刺して殺害した疑いで逮捕され、8日朝に送検されました。
榊原さんの傷は肝臓まで達し、出血多量で死亡しましたが、その後の捜査関係者への取材で、凶器とみられる包丁は柄のあたりが曲がるほど強い力が加えられたとみられることがわかりました。
小林容疑者は榊原さんに数百万円の借金があり、「殺すか、自分が死ぬしかないと思った」などと供述しているということで、警察は金銭トラブルによる強い殺意があったとみて詳しい経緯を調べています。