名古屋市千種区の小学校では、PTAの役員が交代で行ってきた登下校の見守り「旗当番」を見直すことになりました。
名古屋市千種区の千石小学校で9日午後、「こくみん共済coop」から交通安全の旗が寄贈され、児童の代表が受け取りました。
寄贈された旗の数は200本あり、PTAからのリクエストで、全ての家庭に1本ずつ配布します。
千石小学校のPTA会長:
「旗当番は旗を次の方に回すのが結構負担になります」
PTAの保護者が交代で通学路に立ち、登下校を見守る「旗当番」。千石小では役員がシフトを組んで担当していましたが、1学年1クラスと規模が小さいこともあり、負担に感じることが多かったということです。
千石小学校のPTA会長:
「旗を各家庭に1本ずつ配って、好きな時に立てるようにしたらどうかと。負担感をなるべく減らす。自分たちのライフスタイルにあった形で学校生活に関わっていただく。心配はございます。半分は不安、半分は期待をしております」
千石小PTAでは強制感のある当番をやめ、2023年度からはそれぞれの保護者が都合のよい時に、家の近くなど自由な場所で登下校を見守るよう呼びかける方向です。
東海テレビ「かわるPTA」で取材を続けています。pta@tw.tokai-tv.co.jpまでご意見・情報をお寄せください。