「999」で知るフォードの意外な一面? 富士モータースポーツミュージアムの名車たち⑦

富士スピードウェイの隣接地にオープンした「富士モータースポーツミュージアム」には、国の垣根を越え、メーカーの垣根も越えて新旧の名車が集まっている。現地で実物を見て説明を聞いてきたので、印象に残った何台かのクルマをご紹介していきたい。今回はフォードの「999」だ。ヘンリー・フォードといえば「T型フォード」の大量生産で大衆向け自動車を広めたビジネスマンのイメージだが、その実像は?

○排気量1.9万CCのモンスターマシン!

999は1902年に誕生したクルマ。フォードはドライバーとして自転車レーサーのバーニー・オールドフィールドを雇い、レースに参戦したという。999の成功によりオールドフィールドは著名なレーサーとなり、フォードはフォード・モーター・カンパニーを設立した。

T型フォードで有名なフォードだが、資金を集めるため自らもレースに出場していたという逸話を聞いて驚いた。もうひとつ驚きだったのは、ビジネスマンのイメージが強いフォードには意外にも(?)技術屋的な側面があったということ。フォードは999を作る数年前、自宅のキッチンで奥さんと一緒にレシプロエンジンの原型となるものを手作りで作っていたそうなのだ。ちなみに、フォードはトーマス・エジソンを師と仰いでいたという。

■Information
「富士モータースポーツミュージアム」
【場所】静岡県駿東郡小山町大御神645
【営業時間】10:00~17:00(入館受付は16:30まで)
【休館日】2023年3月までは無休

■入館料

【大人(18歳以上)】平日:オンライン予約1,600円/窓口購入1,800円、休祝日:オンライン予約1,800円/窓口購入2,000円
【中高生】平日:予約800円/窓口900円、休祝日:予約900円/窓口1,000円
【小学生】平日:予約600円/窓口700円、休祝日:予約700円/窓口800円

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする