ピーク越えても低い気温続くか…“10年に1度”の寒波襲来へ 車用品店にタイヤ交換等の駆け込み客増える

日本列島上空に非常に強い寒気が流れ込み、東海3県も25日にかけ「10年に1度クラス」の冷え込みになるとみられています。大雪に備え、カー用品店にはタイヤ交換などに駆け込む人が増えています。 23日朝、東京の空には雪が舞い、北海道陸別町では氷点下30.4度を観測しました。日本列島にはこの冬一番の非常に強い寒気が流れ込み、東海3県でも影響が出ています。(リポート)「午前8時半を過ぎました。伊賀市内の名阪国道では、雪が少しちらついてきました」 三重県伊賀市では雪がちらつき、岐阜県高山市では古い町並みにうっすらと雪が積もりました。
街の男性:「雪が屋根を壊すと困るので、雪との戦いです」朝市の女性:「長年冷え込みには慣れていますけど、10年に1回という寒波はどうかな」 東海地方では、2012年2月に名古屋で氷点下5.2度など、当時全ての観測地点で氷点下を記録して以来の、“10年に1度”クラスの寒波とも言われています。
名古屋市港区のカー用品店「スーパーオートバックス NAGOYABAY」では23日、スタッドレスタイヤへの交換が作業場をフル回転して進められていました。
セールスマネージャー:「タイヤ交換を中心に、たくさんのお客さまが朝から問い合わせいただきまして」タイヤを交換しに来た客:「最強クラスと言われているので観念して。通勤でどうしても車を使うので、仕方がないことかなと」 この週末のタイヤ交換は通常のおよそ1.5倍で、チェーンも週末だけで300セットが売れるなど、備えに駆け込む客が増えています。

チェーンを買いに来た客:「タイヤがスタッドレスでもないから、一応買っておこうかなと思って」別の客:「10年に1度と言われているもんで。朝起きて真っ白だったら、車で行かないかんもんで。持っておけば安心」 スタッドレスタイヤはどれほどの効果が期待できるのか、JAFで最新のドライビングシミュレーターを体験しました。
まず、雪道をノーマルタイヤの設定で走ってみると、カーブが曲がり切れなかったうえ、左前方から出てきた車に気付きブレーキを踏んだものの、間に合わずに衝突してしまいました。
JAF愛知支部事業課の担当者:「(ノーマルタイヤでは)どうしてもタイヤと路面が滑ってしまうので、車自体は止まらないということになります。滑る一方で、回りだしたら回ったまま、ハンドル操作も利かない状態に陥ります。凍結路でのスリップは危険な状態です」 続いて、スタッドレスタイヤの設定で体験しました。(リポート)「よかった、間に合った。スタッドレスの方がブレーキを踏んでから止まるまでの距離が短かったです」JAF愛知支部事業課の担当者:「制動距離の短さですね」 同じタイミングでブレーキを踏んでも、短い距離で止まることができました。
ただし、JAFの担当者はタイヤの性能を過信することも危険だと指摘します。JAF愛知支部事業課の担当者:「まずは、雪の中の走行は『急』のつく動作をしないことです。ゆっくりと速度を上げていただいて、ブレーキを踏む時も、止まる所の大きく手前から少しずつブレーキをかけてゆっくり止まっていただく。今回の寒波は気温が大きく下がると聞いております。橋の上やトンネルの出入り口などは非常に凍結しやすいポイントになります。どうしても車でお出かけをしなければならない場合は、雪の降り方、自分のいる地域の天気、目的地の天気に加えて、走っていく道中の天気もしっかりと考慮したうえで、雪に対する備えをしたうえで出発していただきたいと思います」 気象台などによりますと、今回は昨年末の大雪とは違い、ピークを越えた後も低い気温が続くとみられ、路面の再凍結にも注意が必要だということです。

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