箱根駅伝「来年は区間賞を狙う」 国学院大1年の上原琉翔 7区で38秒差の早大を抜く力走

第99回東京箱根間往復大学駅伝(2、3日開催)で復路7区(21.3キロ、小田原~平塚)を走り、区間6位で国学院大の総合4位に貢献した1年の上原琉翔(仲井真中-北山高出)が帰省中の7日、取材に応じた。来年は各校のエース級が集う往路を走り、同校悲願の優勝と区間賞を目指したいと意気込みを語った。
上原は3位だった伝統校、早大に38秒差の4位でたすきを受けた。9キロ付近で早大の選手を捉え、10キロ近く並走する熾烈(しれつ)な3位争いを展開。残り4キロ付近で振り切って区間6位の1時間3分21秒で一時、国学院大を3位に浮上させた。「早大の選手を抜いたので注目を浴びたと思う。うまくレースは展開できたが、20キロを越えてからは体力不足を感じた。もっと力があれば順位はもっと上に入れたと思う」と課題を挙げた。
有望選手として入学したが、股関節や腰のけがに苦しんだ。同級生が着実にタイムを伸ばす中「責任を果たせないプレッシャーで焦った」。さらにデビューした昨年10月の出雲記録会でも右足首を負傷し、11月の全日本大学駅伝を回避した。だが、12月の熊本甲佐10マイル公認ロードレースで、10キロ通過時のタイムが28分50秒と、高校時代の自己記録29分48秒を1分近く短縮した。結果的に国学院大歴代8位のタイムをマークして評価され今回7区を任された。成長を実感する一方、「(箱根の)区間6位では、まだ自分より速い選手が5人もいる。もっと上位に入らなければ勝負できない。来年は区間賞を狙いたい」と目標を掲げる。

国学院大には北山高から共に進学した嘉数純平もいる。嘉数はエントリー選手に入ったが、本番は控えに回った。「純平とたすきをつなぐことはできなかったけど、来年は一緒に出たい。互いに負けたくないライバル」と、共に出場し、優勝を狙うことを誓う。
22日の第28回都道府県対抗駅伝では、高校の後輩と出場する。全国の強豪選手と競い合ってきた経験から「まだまだ沖縄は低く見られている。自分の走りも全国と比べればそれほどすごいことではない。後輩も結果を残して、沖縄にとどまらず全国でも活躍してほしい」と期待する。(平良吉弥)

来年は箱根駅伝で往路を走り、区間賞を狙いたいと語る国学院大の上原琉翔=糸満市西崎陸上競技場

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