居酒屋ほぼ満席、応援グッズ好調「日本代表の快進撃に期待」 沖縄でも活気づくW杯商戦

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会が開幕し、関連需要を取り込もうと、スポーツ用品店や飲食店でもW杯商戦が盛り上がりを見せている。新型コロナウイルス感染症の影響や、開催国との時差の関係で深夜や未明の試合も多く、盛り上がりに欠けるとの指摘もあるが、大型モニターのある居酒屋はほぼ満席になるなど特需に手応えの店舗も。さらなる客層の取り込みには「日本代表の快進撃に期待したい」と国民的な盛り上がりになることに期待を込めた。(政経部・石川亮太、知念豊)
■人気のグッズは 那覇市のスポーツデポ天久店は今月頭からW杯関連グッズ400点を集めた特設コーナーを開設。日本代表のレプリカユニホームやTシャツを中心に売れ行きは上々で、日を追うごとに伸びているという。先週末はユニホームなど数十点が売れ、出場選手モデルの新しいスパイクを目当てに来店した客らでコーナーはごった返した。
早坂洋店長代務は「これから駆け込みで購入するファンも多いはず。関連グッズを身につけてみんなで日本代表を応援しよう」と呼びかけた。
ただ、日本代表選手の発表が直前だったことで一部人気選手の名前入りユニホームの生産が追い付いておらず、入荷はまだ。早坂氏は「人気選手のユニホームが届けば売り上げもさらに伸びる。それまで日本代表には勝ち続けてほしい」と期待した。
■全席立ち見100人 「ありがたいことにほぼ満席」と喜ぶのは那覇市銘苅のスポーツ居食屋「輪輪」の金城紀子店長。日本代表の1、2戦がある23日と27日は全席立ち見で約100人を受け入れる。

4年前は150人が集まったが、コロナ対策で人数制限する。早い人は約1カ月前から予約があったといい、「これだけのお客さんが集まるのはサッカーW杯だけ。コロナも少し落ち着いてきたので良かった。感染対策を呼びかけながらみんなで応援してほしい」と話した。
■家電量販店でも 県内に12店舗を展開する家電量販店のエディオンでは、前年に比べてテレビなどの売り上げが伸びているという。
担当者によると、2020年の巣ごもり需要と昨年の東京五輪では家電需要が急増した一方、その後は落ち込んだ。今年の増加は昨年の反動増と見ており、「W杯の関連もあるかもしれないが、特需とまでは言い切れない」。こちらも日本の上位進出での需要増に期待を込めた。

W杯商戦が始まり、応援グッズをPRする店員=22日、那覇市・スポーツデポ天久店

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