生後9ヶ月の女の赤ちゃんのオムツに血 「思春期早発症」と診断される

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オーストラリアの女性が、まだ幼いわが娘に発覚した苦悩の病気について、メディアに告白した。「そんな珍しい病気があるなんて」と子育て世代の高い関心を集めていることを、『Kennedy News & Media』や『NEW YORK POST』が報じている。
わが子の病気について告白したのは、オーストラリア・シドニーに暮らす三児の母サラ・リーガンさん(38)。多忙な日々を送っていた2000年のある日、当時生後9ヶ月だった長女バーディーちゃんのオムツに血が付いていることを知った。
腎臓に炎症が起きて血尿が出ていると考えたサラさんは、慌てて救急病院へ。そこではなぜか、X線検査や手首の骨についての超音波検査、さらに血中ホルモンについての検査を受けることになり、サラさんは医師から思わぬ病名を告げられた。
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医師はサラさんに「この出血は思春期早発症による最初の月経でしょう」「バーディーちゃんの骨密度は、月齢に比べ18ヶ月ほど進んでいます」と説明。陰毛、乳房のふくらみもなく、そんな病気があると知らなかったサラさんは、ひどく動揺してしまった。
「見た目にはまったく異常を感じません。娘にはごく普通の女の子として暮らしてほしいのに…」と嘆くサラさん。なお、10歳の兄ザカリーくんと1歳の妹エルシーちゃんには、そうした異常は起きていないという。

バーディーちゃんは間もなく3歳になるが、不規則に起こる生理や下腹部痛に、どうしても不機嫌になる。現在は半年ごとに専門医による検査を受けているが、もしも急速に二次性徴の傾向が見えてきたら、ホルモン注射を使って進行を遅らせることが検討されている。
また、サラさんは保育園に関しても心配する。珍しい思春期早発症についてスタッフに説明し、その病気をしっかりと理解してもらわなければならないからだ。
女の子に起こる思春期早発症は、特発性ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)依存性思春期早発症であることがほとんどだ。普通は満10歳頃に二次性徴が訪れるが、この患者では2~3年以上早く思春期が訪れてしまう。
急激に身長が伸びるが大人になると低身長になるという特徴もあり、治療には「LH-RHアナログ」という薬を皮下注射するホルモン療法がある。なお、男児の思春期早発症では脳腫瘍などが存在するケースが多いという。
(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)

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