沖縄リゾ婚 22年は1万6900組の見込み 過去最高 人手不足に業界懸念も

沖縄リゾートウェディング協会は11月22日の「いい夫婦の日」に合わせ、県内リゾートウエディングの実態調査を発表した。2022年は国内組数が過去最高だった17年を1678組上回る1万6900組を見込む。海外でのリゾ婚を予定していたが、新型コロナの影響で沖縄に変更する人が多いためだ。一方で、需要の急増に人材確保は追い付いておらず、協会は県内外の専門学生に向け体験ツアーを企画し、働く魅力をアピールしている。(政経部・又吉朝香)
沖縄リゾートウエディングの実施組数の見通しは、21年の実績に協会会員の13社への予約状況などを聞き取り予測値を出した。台湾からの問い合わせもきていて、来年以降は海外客も回復すると予測。来年2月には、台湾で沖縄リゾートウエディングをPRするイベントも開催する。
結婚式や披露宴を検討中のカップルの平均滞在泊数は3~5泊以上が48%で、滞在日数を延ばして沖縄を楽しむ傾向がある。また、ハネムーンを兼ねたオプショナルツアーやアクティビティー体験でのウエディングフォト撮影や、沖縄らしいドレス、食事、ギフトへの関心も高い。
協会は「参列者へのおもてなしを重視しつつ、一生に一度のイベントを楽しもうという意識が高まっている」と分析した。
ただ、挙式コーディネーターや美容師、フォトグラファーは不足し、チャペルや式場に空きがあっても受け入れない事業者もすでに出ている。
協会は沖縄リゾ婚の将来を担う県外の働き手に周知するため、東京の専門学生を招待して体験ツアーをしたり、出前講座を実施するなど華やかな業界で働く魅力を伝える取り組みを進める。また、県内の担い手確保に向けては、協会が実施するフォトコンテストに高校生の写真部に加わってもらっている。
上地明彦事務局長は「リゾートウエディングは滞在日数も長く消費単価が高い。周知強化で若い人材を取り入れ観光業界全体を盛り上げたい」と話した。
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沖縄リゾートウエディング実施組数の推移

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