「葬儀費用」、最も多い価格帯は?

メモリアルアートの大野屋は11月16日、「弔い不足に関する調査」の結果を発表した。同調査は10月4日~6日の期間、5年以内に親族または友人・知人が亡くなった経験がある20~99歳の男女400名(参列した300名・参列しなかった100名)を対象に、インターネットで実施した。

コロナ禍での葬儀の参列機会について尋ねたところ、42.6%が減ったと回答した。そのうち、非参列者100名は57.0%が減ったと答えている。

葬儀経験者300名に葬儀の「形式」を聞くと、現在主流となっている「家族葬」(55.3%)が最も多かった。5年間で21.5ポイント増加しており、一方、人数に制限をかけない「一般葬」は27ポイント減少している。直葬・一日葬は1割に満たないが、一日葬は増加傾向にある。

葬儀経験者300名に葬儀の「費用」について尋ねると、最も多かったのは「81~100万」(9.0%)で、「41万~60万円」(8.7%)が続いた。「100万以内」と回答した人は、合わせると38%となった。

葬儀経験者に、葬儀の満足度を聞いたところ、77.3%が「満足」「ほぼ満足」と答えた。

「やや不満」「不満」と回答した人は9%で、その理由については、「希望の葬儀の形式をとれなかった」「お別れの時間が足りないと感じた」「準備に時間をかけられなかった」が上位に挙がり、納得のいく十分なお別れができていないと感じていることがわかったとのこと。

葬儀経験者300名に葬儀の内容を決めるうえで迷った点、困ったと感じる点を聞くと、「適正価格がわからない」(30.3%)が最も多く、「訃報を誰にどこまで連絡するのか」(21.7%)、「どの葬儀社を選ぶべきか」(18.7%)が上位に並んだ。

その中でも、「訃報を誰にどこまで連絡するのか」「どの葬儀社を選ぶべきか」「まわりに相談できる相手がいなかった」「どういった規模で行うのがよいか」が増加傾向にあるという。

非参列者100名に、参列できなかった理由を聞くと、「コロナ禍のため自粛した」(44%)、「遠方のため」(20%)、「家族葬のため遠慮した」(20%)が上位に並んだ。参加できなかったことで、悔やむ気持ちがあるか聞くと、53%が「ある」と回答している。

非参列者のうち、「弔い不足」を感じている人に、もう一度お別れする機会が欲しいか尋ねたところ、60.3%が「欲しい」と回答した。

参列者・非参列者ともに、後悔や心残りに感じていることはあるか尋ねると、29.3%が「ある」と答えた。また、喪主・喪主の家族では30.6%が「ある」と答えている。

また、「ある」と回答した方のうち、45.3%が「もう一度お別れする機会が欲しい」と回答。特に、葬儀に参列できなかった人は、55.2%「もう一度お別れする機会が欲しい」と望んでいることが判明した。

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