美味な「幻の逸品」を探して山へ 「年を越す前に捕りたい」 沖縄・西表島

【西表島=竹富】西表島西部猟友会(石垣長健会長)は14日、祖納岳ふるさとの森の「鳥獣魂供養の碑」で、15日の狩猟解禁に向け、会員約50人が線香を上げて安全祈願した。石垣会長は「最近は雨が多く山道が滑りやすいので気を付けてください。順守事項も守って安全に留意してほしい」と呼びかけ、狩猟者登録証を交付した。
西表島を中心とする竹富町地区(河合正憲地区長)の会員は約120人。台湾から伝わったとされる「はねわな猟」が主流だ。銃猟は20人弱。ターゲットは本土より小ぶりなリュウキュウイノシシで、西表島では「カマイ」とも呼ばれる。パイナップル畑などを荒らし作物被害が多く、農家を悩ませる害獣だが、食材としては「幻の逸品」といわれるほど美味で知られる。
島では猟友会員が営むイノシシ料理店の「猪狩家(かまいとぅやー)」「ハナイチデアマール」「ぶーの家」「てんぼうだい」などで味わうことができる。会員の川満弘信さんは「年を越す前にイノシシを捕りたい。年が明けたら山へ帰ってしまうから」と話した。
(前大歩通信員)

(写図説明)「鳥獣魂供養の碑」に手を合わせ狩猟開始に備える猟友会メンバー=14日、竹富町西表島
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「鳥獣魂供養の碑」に手を合わせ狩猟開始に備える猟友会メンバー=14日、竹富町西表島

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