「幻 !?」スタート直前に仰天 引退レースの24歳にサプライズ 「おかげで気合入った」

[ツール・ド・おきなわ2022]
男子チャンピオンが引退レースとなった重満丈(じょう)選手(24)=シマノレーシング。沿道では、ハワイから沖縄入りした家族もサプライズで駆け付けた。
丈さんは沖縄県うるま市出身。小学生の時始めたトライアスロンがロードレースとの出合いだった。ツール・ド・おきなわにも出場し、中学からは自転車一本に。強豪で知られる北中城高校を卒業後、鹿児島県の鹿屋体育大を経て就職した。
引退が決まっていたこの日、うるま市に住む母・直美さん(59)に加え、ハワイで暮らす姉・真美さん(26)と父・芳文さん(61)も深夜、飛行機で駆け付けた。雨の降る早朝のレース開始15分前、「丈 チバリヨー」と書かれたプラカードを持ってスタート地点に立った。丈さんには内緒だった。
本人を見つけ、「頑張って!」と大声で呼びかけた。丈さんは「幻!?」と仰天した。「本当にうれしかった。おかげで気合を入れて集中できました」
真美さんは「ツール・ド・おきなわに始まり、ツール・ド・おきなわで終われた自転車人生。お疲れさまでした」とねぎらった。
丈さんは、34位という結果に「ベストを尽くした。最後の走りが見てもらえて良かったです」と晴れやかだった。今後米国に移住するという。(社会部・棚橋咲月)
「幻 !?」スタート直前に仰天 引退レースの24歳にサプライ…の画像はこちら >>

重満さん家族。右から姉の真美さん、母親の直美さん、父親の芳文さん

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする