【定年延長】「61歳以上まで働きたい」が8割 – 最多の理由は?

エン・ジャパンは11月2日、「ミドルの転職」にて実施した「定年延長」についてのアンケート調査の結果を発表した。調査は7月11日~9月11日、35歳以上の男女2,376人を対象に行われたもの。

まず、年金の受給開始を66歳~75歳まで繰り下げることが可能になり、繰り下げた場合に受給額が増額されるようになったことを知っているか聞いたところ、「内容を含めて知っている」と回答したのは14%にとどまった。

70歳までの定年引き上げや継続雇用制度の導入が、企業側の努力義務になったことについても、内容まで把握しているのは15%で2割を切る結果となっている。

年金受給時期の選択や定年延長などの法改正によって、働く意欲がある高年齢者が定年を延長できたり、長く働きやすい環境整備を国が進めていることに対しては、35%が「賛成」、46%が「どちらかといえば賛成」と回答。合わせて81%が賛成していることが分かった。

次に、何歳まで働きたいか尋ねてみたところ、61歳以上と回答したのは合わせて80%となった。61歳以上も働きたいと回答した人に理由を聞いてみると、「年金だけでは生活できないから」(63%)、「定期収入を得られる期間が延びるから」(52%)、「健康・体力維持のため」(51%)が上位となった。

年収別では、年収1,000万円以上では「定期収入を得られる期間が延びるから(57%)、年収1,000万円未満では「年金だけでは生活できないから」(71%)がそれぞれ最多であった。

一方で、「60歳以下」と回答した人は19%で、定年延長などしない理由については年収層問わず「仕事以外のことに時間を使いたいから」が70%でトップとなっている。

定年延長などにより高年齢者が多く働くようになる事で社会や会社にどのような影響を与えると思うか尋ねると、「年金制度や社会保障制度が変わる」が44%で最も多く、次いで「意欲的な高齢者が増え、健康寿命が延びる」が43%、「国民全体の生涯年収が増える」が37%で続いた。

また、「ポストが空かず、後進の昇進を阻んでしまう」(33%)や「若者の雇用や、活躍の場を奪ってしまう」(30%)といったマイナスな回答も続く結果となっている。

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