マイナポイント第2弾、カードの申請期限が延長へ – いつまでにどんな手続きが必要か、変更点を解説

「マイナポイント第2弾」の対象となるマイナンバーカードの申請期限が、2022年12月末まで延長されることになりました。延長前の期限は9月末まででしたので、「今月末の申請期限に間に合わなそう」とあきらめかけていた人には朗報でしょう。

今回は、カードの申請期限が延長されたマイナポイント第2弾について、新たな申請期限や手続きの流れなどを解説します。

■マイナポイント第2弾とは

マイナポイントとは、マイナンバーやキャッシュレス決済の普及促進を目的とした、国の消費活性化策です。マイナポイント第1弾を経て始まった「マイナポイント第2弾」では、3つの方法でマイナポイントが取得でき、第1弾と合わせて最大2万円相当のポイント付与の機会があります。

マイナポイント第2弾のうち、1つめのポイント取得方法は第1弾と同じです。マイナンバーカードを新規取得してキャッシュレス決済と紐づけし、チャージや決済をすると最大5,000円分のポイントが付与されます。

すでにマイナンバーカードを持っているけれど、マイナポイントを取得していない人もポイント付与の対象です。また、第1弾で最大5,000円分までポイントを付与されていない人も、引き続き上限までポイントを受け取ることができます。

2つめの取得方法は、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるよう登録することです。これにより、7,500円分のポイントが付与されます。すでに申し込みを行った人も、ポイント付与の対象です。

3つめの取得方法は、マイナンバーカードに公金受け取り用の預貯金口座を登録することです。これにより、健康保険証の利用登録と同様、7,500円分のポイントが付与されます。
■申請期限はいつまで延長された?

マイナポイントを取得するには、期限までにマイナンバーカードの申請を行う必要があります。カードの申請期限は2022年9月末でしたが、これが3ヶ月延長され、12月末までとなりました。

総務省によると、2022年9月15日時点でのマイナンバーカードの交付枚数は6,063万枚余り、交付率は48%です。一方、運転免許証はおよそ8,100万人強の国民が持っているとされ、写真付きの証明証で最も普及しています。

寺田総務相は、マイナンバーカードの申請期限を延長することで「年内に、カードの取得人数を運転免許証並みのおよそ8,000万人まで増やしたい」との考えを示しています。

なお、マイナポイントをもらうには、マイナンバーカードを取得したのち、マイナポイントの予約・申し込みをする必要があります。マイナポイントの申請期限は、これまでと変わらず2023年2月末までです。
■マイナポイント取得の流れ

最後に、マイナポイント第2弾でマイナポイントをもらう3つの方法について、手続きの流れを確認しておきましょう。
<マイナポイント取得のそれぞれの流れ>

1.マイナンバーカードとキャッシュレス決済の紐づけ

マイナンバーカードを取得したら、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を紐づけ、マイナポイントの予約・申し込み(マイキーIDの設定)を行いましょう。

予約・申し込みは、スマートフォンやパソコンの専用アプリ(ソフト)、または、全国に9万ヶ所ある「マイナポイント手続スポット」からできます。

マイナンバーカードと紐づけしたキャッシュレス決済でチャージまたは決済を行うと、25%分のポイントが決済サービスに還元されます。

2.健康保険証の利用登録

健康保険証の利用登録は、マイナンバーカードを取得後、パソコンからマイナポータルにアクセスする、または、スマートフォンからマイナポータルアプリをダウンロードすることで手続きが行えます。

オンライン以外では、セブン銀行ATMからも手続き可能です。

続いて、マイナポイントの予約・申し込みをします。2022年6月30日以前に、「1. マイナンバーカードとキャッシュレス決済の紐づけ」によるマイナポイント申し込みを済ませている場合は、再度の手続きが必要となります。なお、以前とは別のキャッシュレス事業者に申し込むこともできます。

今回初めて申し込む場合は、1回の手続きで3つの施策にまとめて申し込みが可能です。

3.公金受け取り用預貯金口座の登録

マイナンバーカードへの公金受け取り用預貯金口座の登録も、手続き方法は2と同じです。スマートフォンまたはパソコンのマイナポータルからアクセスし、登録が完了したら、マイナポイントの予約・申し込みを行います。
<いつまでに申請すれば安心? >

マイナンバーカードの申請期限は延長されましたが、マイナポイントの申請期限は2023年2月末までと、変更がありません。マイナンバーカードを期限ギリギリに申請すると、マイナポイントの申請手続きが慌ただしくなってしまう恐れもあるでしょう。

マイナンバーカードを申請し、実際に受け取るまでは概ね1ヶ月程度、またはそれ以上の時間がかかることもあります。また、カードの申請期限は12月末ですが、年末年始の休暇があることを踏まえ、念のため早めに手続きしたいところです。

マイナポイントの申請に余裕を持たせるためにも、12月中旬くらいまでにはカードの申請を終えられると安心でしょう。また、ポイントを付与させるキャッシュレス決済をこれから申し込む場合は、こちらの手続きもお忘れなく。
■期限延長でも早めの手続きを

マイナンバーカードの申請期限が3ヶ月延長されたことで、9月中の申請をあきらめていた人にも、再びマイナポイント取得のチャンスが訪れました。

とはいえ、何かと慌ただしい年末にカードの申請もとなると、大変なものです。申請期限は延長されましたが、早めに手続きを行いましょう。

武藤貴子 ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント 会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中 この著者の記事一覧はこちら

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