豪雨被災地で再び大雨のおそれ 土砂災害や川の氾濫エリアは二次災害に警戒を

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今週3日(水)から4日(木)、活発な前線や元台風6号の影響で記録的な大雨によって、甚大な災害が発生した東北地方や北陸地方に来週、再び大雨が予想されます。今なお、災害の爪痕が残る東北、北陸では二次災害に警戒してください。
列島に停滞した前線+台風由来の暖湿気で大気が非常に不安定

今週は、北海道から東北付近に前線が停滞し、その前線に元台風6号が運んだ暖湿気が流入し、前線の活動が梅雨末期並みに活発になりました。3日(水)朝には青森県や秋田県で線状降水帯が発生。その後、活発な雨雲が南下し、3日(水)昼過ぎには山形県や新潟県でも線状降水帯が発生しました。3日(水)19時15分には山形県に「大雨特別警報」が発表され、ついで4日(木)1時56分、新潟県にも「大雨特別警報」が発表されました。山形県を流れる一級河川の最上川が氾濫し、新潟県では村上市や胎内市、関川村を中心に土砂災害が相次ぎました。この期間の総雨量は新潟県関川村の下関(しもせき)で569.0ミリ、福井県南越前町今庄(いまじょう)で426.5ミリと8月平年の2.3~2.7倍相当の大雨、そのほか東北北部や新潟県、福井県の一部で記録的な雨になりました。
大雨はこれで終わらず 来週再び前線停滞で大雨に
今後一週間の天気図をみると、前線が日本列島から離れず、今回の豪雨被災地となった東北や北陸付近に停滞する予想です。現段階で大雨のタイミングは2回あるとみられます。1度目が9日(火)~10日(水)。2度目が12日(金)~13日(土)です。今回のように日本海側で満遍なく降るタイプではなく、東北北部の日本海側が中心になると予想されます。前線に向かって暖湿気が流れ込み、同じような場所に雨雲がかかり続けると再び記録的な大雨になるおそれがあります。前線の動向次第ではこれら被災地でも再び大雨になるおそれがあります。北海道にも発達した雨雲がかかる可能性があります。今回、難を逃れたエリアでもいつ災害が降りかかるかわかりません。雨への備えは、万全に行ってください。

大雨の備え

雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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