3日から4日にかけて記録的な大雨となった新潟県内。警報は5日朝、すべて解除されましたが、地盤の緩んでいるところがあるため、土砂災害に注意が必要です。
降り始めからの雨量が569ミリを記録した関川村では5日も朝から片付け作業に追われる人の姿が見られました。一方、村上市でも…
【杉本一機キャスター】
「土の跡を見ると、私の胸の下まで浸かってしまっていたことが分かります。この辺りは住民の皆さんが泥出しの作業に追われていますが、マスク越しにも泥の臭いが漂ってきます」
村上市では4カ所の浄水場で電気設備やポンプ設備などが浸水し壊れ、現在も7000世帯以上で断水が続いています。復旧のメドは立っていないということです。
また、午前10時現在も村上市で約30人、関川村で8人が避難しています。
村上市などに出されていた警報はすべて解除されましたが、気象台は地盤の緩んでいるところがあるため、引き続き、土砂災害に注意するよう呼びかけています。