バレー部を強豪校に育てた高校教師時代 名曲「月桃」を愛した音楽好き 新里米吉さんの急逝を惜しむ声

前沖縄県議会議長で、社民党県連委員長などを歴任した新里米吉さん=享年76=が急逝したことを受け、生前親交のあった人や、新里さんが若かりし頃に心血を注いだバレーボールの関係者らから惜しむ声が上がった。
新里さんは2000年に県議に初当選し、16~20年に議長を務めた。19年の県民投票を巡っては不参加を表明する自治体の説得に動き、「全県実施」の道筋をつけた。
新里さんと同じ平安座島(うるま市)出身で、共に西原町に住む歌手の海勢頭豊さん(78)は前原高校で先輩・後輩の間柄。「運命としか言いようのない関係で、彼の後援会長も務めた。急に亡くなり残念だ」と別れを惜しんだ。
新里さんは高校教師時代から、帰宅するとアカペラで歌の練習をするほどの音楽好き。カラオケではマイクを持たず、大きな体から発する「バリトンボイス」で周囲を驚かせたという。
海勢頭さんの代表曲「月桃」を愛し、今年6月に西原町内で建立された歌碑の資金集めを呼びかけた。海勢頭さんは「平安座の誇るべき人。よく頑張った、お疲れさまと伝えたい」と冥福を祈った。
新里さんは学生時代、バレーボール選手として活躍。その後は指導者となり、西原高校男子バレー部を強豪校に育て上げた。
この日、チームは全国高校総体で3年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
伊江周二監督は「きょうの試合結果を伝えられず、残念。生徒たちと一緒に冥福を祈りつつ、全国に通用するチームになることを誓う」と語った。
(社会部・島袋晋作、銘苅一哲)
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