B級1組2敗目の藤井聡太四冠「星取は考えず残り2戦に全力尽くす」

将棋の藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖=が13日、大阪・関西将棋会館で指された第80期順位戦B級1組11回戦で、後手の千田翔太七段(27)に112手で完敗した。
夕食休憩時で38手という超スローペース。その休憩明けに2枚の桂を跳ねた千田の果敢な攻めに「常に苦しい」展開に。先に1分将棋に陥ったが、千田が決め手を欠く間に粘りも見せた。それでも「やっぱり足りないと思いました」と完敗を認め、「内容的にミスが出たので、結果は仕方がない。反省して少しでも実力を高められるようにしたい」と話した。
同時進行で、2敗で追いかけていた佐々木勇気七段(27)が敗れて3敗に後退。藤井は勝っていれば1期抜けでのA級昇格が決まったが、次戦以降にお預け。昇級条件は「特に意識はしていなかった」というが、単独首位はキープ。「星取は考えず、残り2戦、全力を尽くしたい」と前を向いた。
一方、2020年2月の朝日杯本戦トーナメント準決勝以来、藤井から2勝目を挙げた千田は「中盤の始まりあたりは若干苦戦を意識した。攻めに自信が持てなかった。決め手を逃したり、逆転の筋もあったでしょうし、混戦になったが、最後の方で明確に勝ちを意識した」とコメントした。8勝3敗であと1戦。この日勝って7勝3敗の稲葉陽八段(33)=1位=、同じく7勝3敗の佐々木勇=12位=と負け数は並んでいる。

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