沖縄、医療者の欠勤1000人に迫る コロナ病床が初の減少 救急制限は14病院

沖縄県の玉城デニー知事は13日、新型コロナウイルスの感染や濃厚接触者になったことを理由に欠勤する医療従事者が、県内90病院で989人に上ると明らかにした。このうちコロナ患者に対応する21重点医療機関は20機関で661人が欠勤。欠勤者の増加が原因のコロナ病床の減少が初めて発生し、12日の648床から17床減って631床となった。
コロナ病床以外でも救急車の受け入れなど救急対応を制限するのは14病院、一般の診療を制限するのは8病院に上り、医療体制が逼迫(ひっぱく)している。
県は医療従事者が濃厚接触者となった場合、無症状で出勤前の検査で陰性であれば就労できる国の通知を医療機関に周知し、抗原検査キットを配布している。
それでも欠勤者が増えており、糸数公医療技監は「感染の勢いがあり(医療従事者の子どもである)10歳未満の感染が増えていることが影響している可能性がある」と話した。県は新たに、那覇市で80室の宿泊療養施設を確保し県全体では932室となった。
入院が必要な可能性がある人が13日時点で3189人に上ることを受け、南部に入院待機ステーション(30床)を開設し、入院が決まるまでの数日間に対応する。感染の急増でPCR検査の予約が困難な状況を受け玉城知事は「PCR検査の枠を広げる努力と同時に、一部の検査は県外への発注も検討する」と発言。県によると、県内で1日に技術的に可能な検査は、実質約2万件という。
13日に確認された感染者1817人は、20代が512人で年代別で最多。10歳未満170人、10代270人、30代251人、40代267人と各年代に広がりつつある。感染経路が分かるのは659人。家庭内が最多の413人で、友人知人の118人と続いた。人口10万人当たりの感染者数は598・27人で全国トップだった。
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