亡き夫が第二次大戦中に母親へ宛てた手紙 76年の時を経て妻の元に届く

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タイムカプセルに入れたものなど、過去の手紙がふと届いたという話題は、これまでにもあった。しかしこのたびある女性のもとに届けられた手紙は、第二次大戦中に書かれたものだったことが発覚し、話題を集めている。『Mirror』など海外メディアが報じている。
海外で暮らすアンジェリーナさんという女性のもとにある日、1通の手紙が届いた。受け取ったアンジェリーナさんは、自分の目を疑ってしまったという。
それもそのはず、手紙は陸軍軍曹だった女性の夫ジョン・ゴンザレスさんが、22歳だった1945年12月6日に、駐留地のドイツからアメリカ・マサチューセッツ州にいる自身の母親に向けて、書いたものだったのだ。
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手紙には、母親からの手紙を無事受け取ったということや、「僕もなんとかやれてるよ。食事は美味しくないけど…。早く会えると良いな」と、自身の近況が綴られていた。
手紙を書いた夫は2015年に、そして手紙を受け取るはずだった夫の母親もすでに他界している。しかし、ジョンさんがこの手紙を書いてから5年後に知り合い、結婚したアンジェリーナさんの元へ、76年もの月日を経て届けられたのだ。
アンジェリーナさんは「信じられないです。すごくうれしいですよ、夫が帰ってきた気分です」と、驚きと喜びを語った。

USPS(アメリカ合衆国郵便公社)によれば、この手紙が70年以上もの間”紛失”していた原因は、定かではないとのこと。しかし、約6週間ほど前に、突如ペンシルバニア州ピッツバーグの郵便施設で発見されたのだという。
夫が書いた手紙とともに、USPSの従業員から「ご家族の記録として大事なものだと見受けられましたので、手紙をなんとしてもお届けしなくてはと思いました」と書かれた手紙も添えられ、アンジェリーナさんのもとに届けられたそうだ。
今月に90歳の誕生日を迎えるアンジェリーナさんは、手紙を書いた夫のことを「とても良い人で、皆から愛されていました」と語る。
ジョンさんはクリスマスシーズンが大好きだったそうで、この手紙が12月に届いたことも奇遇ではないと、アンジェリーナさんは感じているそうだ。
(文/Sirabee 編集部・原田パラン)

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