東京1週間後9500人超試算 医療現場「コロナ以外は制限」

13日、これまでに全国で発表された新型コロナの感染者が1万7000人を超えました。東京都は3000人を超えていて、小池知事は病床使用率が20%となった段階で、まん延防止等重点措置の要請を検討する考えを示しました。
13日、東京都で新たに発表された感染者は3124人でした。3000人を上回るのは去年9月以来、4か月ぶりです。大阪で2000人を超えるなど全国で13日、これまでに発表された感染者は1万7000人を超えました。急拡大するオミクロン株に小池都知事は・・・
東京都 小池百合子知事
「病床使用率20%の段階で重点措置適用について、また50%の段階で緊急事態宣言の発出について要請を検討します」
小池知事は病床使用率が20%となった段階で、まん延防止等重点措置を検討する考えを示しました。現時点での都の病床使用率は13.7%となっています。
都内の医療現場は・・・
河北総合病院 岡井隆広 副院長
「10日ぐらい前ですかね、どんどん陽性者の入院が増えてきて、55床のうち約半分が埋まってきているという状況です」
軽症から中等症の患者を受け入れている河北総合病院。第5波との違いについて、こう話します。
河北総合病院 岡井隆広 副院長
「第5波に比べてスピードが速い。軽症が7割、中等症が3割。これは第5波と全く逆転で、第5波の時は中等症が7割、軽症が3割ということで、非常に軽症な方が多い」
急激な感染者の増加で懸念されるのは・・・

河北総合病院 岡井隆広 副院長
「どうしても一般のコロナ以外の診療、入院、あるいは救急というものを、今後少し制限せざるを得ないというのが非常に頭が痛いところ」
感染拡大を受けて、東京都はモニタリング会議を開き、都独自の警戒レベルを1段階引き上げました。
国立国際医療研究センター 大曲貴夫 医師
「この水準が継続しますと、1週間後の1月20日の推測値は8.43倍の1日あたり約9576人と危機的な感染状況となります」
モニタリング会議で示された東京大学の仲田准教授らの今後のシミュレーションでは、2月にかけてピークを迎え、1日の感染者数はおよそ6万人になると推計しています。悲観的なシナリオでは10万人を超える可能性があるとしています。
小池百合子 都知事
「感染は止める、社会は止めない。このことを2つ両方やっていかなければならない」
急激に広がるオミクロン株。観光にも影響が出ています。
大野荘 女将 大野和美さん
「ついさっきも10人のスペシャルプランで入ってたお客様のキャンセルの電話が来ました」
千葉県御宿町のこちらの旅館では、予約のキャンセルが相次いでいるといいます。
大野荘 女将 大野和美さん
「キャンセル料は結構です」
千葉県では県民らを対象に宿泊料金を最大5000円割り引く「千葉とく旅キャンペーン」が先週始まったばかりでしたが、感染拡大を受け、15日から新規の受け付けが停止されることになりました。
大野荘 女将 大野和美さん
「すごく期待していたので、ここで(キャンペーンが)なくなると、キャンセルに輪をかけて新しい予約が入らなくなる。どうしていこうかなと本当に不安です」
(13日17:25)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする