視覚障害者の立場学ぶ 声掛け、サポート体験 印西牧の原駅北総線駅員ら 日本盲導犬協会招き講習会

ホームからの転落など視覚障害者の駅での事故を防ぐため、北総鉄道(鎌ケ谷市)は24日、印西市の印西牧の原駅で、日本盲導犬協会神奈川訓練センター職員を招いて講習会を開いた。各駅の駅員ら20人は視覚障害者から直接話を聞き、駅構内での白杖(はくじょう)を持った乗客への声掛けや誘導の仕方を学んだ。
講習会は、ホームに停車した回送電車内で実施した。同センター職員は駅員らにバリアフリーや盲導犬の法的な位置付けなどについて説明。視覚に障害がある職員は「駅は人が多いし、障害物も多いので歩きにくい」などと打ち明けた。
その後、駅員らは2人一組になって、白杖を持った視覚障害者をホームや階段、改札口でサポートをする訓練を体験。歩調を障害者に合わせることや先導する際に障害者に左肘を持ってもらうことなどを確認した。また、盲導犬のユーザーをサポートする場合は犬の横に立たないことなどの説明も受けた。
サービス介助士の資格を持つ新鎌ケ谷駅助役の那須宏さん(50)は「改めて障害のある利用者への対応を学ぶことができた。今後は障害者の立場やペースに合わせながら、案内していきたい」と話した。
同鉄道は、視覚障害者の駅での安全確保を目的に、2017年から講習会を実施している。

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