観光地の川からアルコールが検出 一帯は「閉め切った酒場のような臭い」に

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飲みきれないほどの酒のことを、酒で満たした池に例えて「酒池」と言うが、現実に川の水が酒に変わるなど想像したことがあるだろうか。
アメリカ・ハワイ州のオアフ島を流れる川から、度数の高いアルコールが検出されたという不思議なニュースを、『Hawaii News Now』『Food and Wine』などの海外メディアが報じている。
ハワイ州のオアフ島を流れるワイピオ川は、現地の言葉で「曲がった水」を意味する。このほど『Hawaii News Now』が川の水質調査を行ったところ、流れる水のアルコール度数はなんと1.2%にもなったという。
これは、一般的なビールが5%程度とすると約4分の1程度ではあるものの、ノンアルコールビールでも0.5%以下であることを考えると、酒に弱い人なら酔っ払ってしまうかもしれない数値だ。
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現地を訪れた観光客によると、川の中に含まれているアルコールは辺り一帯を酒臭くするのには十分だったそうで、「3、4日間全く換気をしていないビアパブのようだった」と、その時の様子を振り返っている。
また、この問題を保健省に報告したとされる環境活動家のキャロル・コックス氏は、アルコール入りの川の水が自然にもたらす影響について、「非常に気がかりです」と述べている。

なぜワイピオは、突如として酒の流れる川になってしまったのか。その原因については、近隣に倉庫を構えるハワイ最大のアルコール飲料の販売業者である『パラダイスビバレッジ』の排水ではないかとされている。
パラダイスビバレッジの担当者はこの問題を受け、現在は保健省や運輸省と協議を行いながら「(川に流れたアルコールは)私たちが原因かもしれないので、当局と協力して適切に対応していく」とコメントを出している。
このニュースを受け、SNS上では「酔っぱらいの観光名所になるかも」「この川の水を採取してミネラルウォーターとして販売しよう」「魚って酔っ払うの?」と、さまざまなコメントが寄せられた。
突如として川の水が酒になるという、世の酒好きにとっては夢のような出来事ではあるものの、周辺に住む生き物たちがベロベロに酔っ払ってしまわないよう、早急に対処してもらいたいものだ。
(文/Sirabee 編集部・びやじま)

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