「リベンジ消費」に期待 70%引き・ポイント10倍 ブラックフライデー商戦でにぎわう沖縄

米国発の大型セール商戦「ブラックフライデー」が県内スーパーや大型商業施設で活気づいている。各社は新型コロナ感染拡大による長期間の緊急事態宣言下で買い物を控えた反動による「リベンジ消費」を期待し、折り込みチラシやテレビ広告でPR。ここ数年でブラックフライデーの認知が定着したため、対象品目を増やしている。セールが始まった19~21日の売り上げは前週比1・4~1・6倍に伸ばした店もある。
沖縄アウトレットモールあしびなーは28日まで、最大70%引きの商品を用意して集客する。また、キッチンカーを集めたイベントの開催も併用したことで、19~21日の売り上げは前週比1・4倍となった。今週末もハンドメイド作家約30人を集めた催しを開く計画で、担当者は「セールだけでなくイベントも同時開催し、売り上げを伸ばしたい」と力を込めた。
家具やインテリアを販売するmaxplus(マックスプラス)は昨年からブラックフライデーセールを開催。昨年は雑貨がメインだったが、好調だったため、今年は家具も含めてセール対象品目を1・5倍に増やした。冬支度用にマットレスを54%引きの9900円で販売したところ1日で売り切ったという。19~21日の売り上げは前週比1・6倍。開店前から長蛇の列ができ、感染防止のため整理券を配布し入場制限などの対応をしている。
担当者は「開催前からご年配のお客さまから問い合わせがあるなど、ブラックフライデーの認知が広がっている」と手応えを話した。

イオン琉球では、クリスマス用のゲームやおもちゃ、ランドセルなどキッズ用品が人気。ランドセルは10~15%引きで販売するなど、他社よりも割引率が高いという。フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が18日に解禁されたため、ワインと一緒にセール品のステーキなどを「プチぜいたく」として購入する客も多いという。
担当者は「イオンマークが付いたカードのクレジット払いのお客さまには28日まで、ポイントを10倍にするなどセール以外にもお得なサービスを用意した」とアピールした。
イーアス沖縄豊崎は28日までセールを開催する。期間中に5千円以上購入した客には27、28日に抽選会を開き、イーアス内の飲食店で使えるグルメ券をプレゼントする。担当者は「セール後も消費喚起を高められるように企画した」と話した。
[ことば]
ブラックフライデー 米国発の年末商戦。11月第4木曜日の感謝祭(サンクスギビングデー)の翌日に売り上げが伸びることから、米国の小売店で一般化している。日本では2016年頃から始まり、勤労感謝の日(11月23日)に合わせて実施する所が多い。

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