551創業者の孫、東京・恵比寿で「豚まん専門店」をオープン 本家は「ネットニュースで知った」

「551 蓬莱」の豚まんは、関西圏でしか販売していないものの、全国的な知名度を誇る人気商品だ。「551 蓬莱」を運営する蓬莱(大阪市)の創業者の孫が11月25日、東京・恵比寿に豚まん専門店「羅家 東京豚饅」をオープンする。

プレスリリースでは、「”あの豚まん”が東京でも味わえる!」と銘打っているものの、蓬莱の広報は「出店をネットニュースで知った」という。どういう状況なのだろうか? 「羅家 東京豚饅」を運営するMERCER OFFICE(東京都渋谷区)と蓬莱に話を聞いた。

「羅家 東京豚饅」を運営するMERCER OFFICEは、東京・恵比寿を中心に都内で12店舗のカフェやレストランなどの飲食事業を手掛ける企業だ。同社の羅直也社長が、蓬莱の創業者の孫にあたるという。

同社の藤井翔取締役は、「羅家 東京豚饅の豚まんのレシピは、当社の代表が幼少期に蓬莱の創業者と一緒に生活する中で覚えた味を再現したもの。551の豚まんのレシピとは異なります」と話している。

創業者の孫であれば、のれん分けし、東京支社としての出店もできたのではないかと思うが、それについては次の説明があった。「レシピを提供してもらわなかった理由は把握していません。あくまで創業者のオリジナルの味を再現したのが東京豚饅です」(藤井取締役)。

本家の対応は?
蓬莱は、この状況に対し何か対応するつもりはあるのだろうか。ITmedia ビジネスオンライン編集部の取材に対し、同社の広報担当者は「出店については何も知らされておらず、ネットニュースで知りました。当社からレシピを渡しているわけでもないので、出店に関して当社が何か対応する予定はありません」と回答している。もちろん、創業者の孫にあたる羅直也社長と同社は何も関係がないという。

出店時に蓬莱側に連絡を入れなかった理由について、藤井取締役は「ブランドも運営会社もレシピも異なります。のれん分けでもないため、連絡する必要はないと判断しました」と話す。

出店の経緯について、藤井取締役は「5~6年前から構想自体はありました。551の豚まんを東京で食べたいという声も多かったです。当社としては、おやつに豚まんを食べるという大阪のフードカルチャーを東京でも広げたかったことと、恵比寿に良い物件が見つかったことが大きいです」と話した。

「羅家 東京豚饅」では、豚まんを1個200円で販売する。そのほか、Aセット(豚まん8個)とセットB(豚まん4個、黒ごま胡椒豚まん2個、XOエビ豚まん1個)に加え、台湾ビールなども提供する予定。オープン日は11月25日。

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