60歳男に無期懲役=女性殺害「残酷な犯行」―広島地裁

広島県廿日市市の山中で無職山崎好恵さん=当時(64)=の遺体が見つかった事件で、強盗殺人や死体遺棄などの罪に問われた森岡俊文被告(60)の裁判員裁判の判決が24日、広島地裁であった。三村三緒裁判長は「強固な意思に基づく残酷な犯行」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。
三村裁判長は「借金をする際についたうそを追及されることから逃れる手段として、殺害を選択した。身勝手と言うほかなく、動機に酌量の余地は全くない」と非難した。弁護側は有期刑が妥当だと訴えていたが、「犯行前の睡眠薬の服用や飲酒の影響も限定的で、無期懲役では重過ぎると言える事情は存在しない」と退けた。
判決によると、森岡被告は2020年3月、経営する広島市西区の鍼灸(しんきゅう)院で山崎さんの首をネクタイで絞めて殺害。現金約7100万円を奪うなどした上、チェーンソーなどで遺体を切断し、廿日市市内の山林に埋めた。

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