【特集】2021年のバイク事情 第14回 日本の4大バイクメーカーの魅力を教えて!【ヤマハ編】

日本人でもバイクに興味のない人はあまり知らないことですが、「ホンダ」「ヤマハ」「カワサキ」「スズキ」は世界トップレベルの4大バイクメーカー。数々のレースで実証した性能と品質は市販車にフィードバックされ、国内外に多くのファンを生み出しています。

その日本が誇る4メーカーには、それぞれどんな魅力があるのでしょうか?今回はマイナビニュース会員に行ったアンケートから「ヤマハ」のバイクが持つ魅力について紹介します。

マイナビニュース会員の免許所持率とバイク所有率は?

まずは、マイナビニュース会員の「自動二輪免許の所持率」と「免許所持者のバイク所有率」を紹介しましょう。
○Q.あなたは自動二輪免許を持っていますか?(n=1,019)

はい ―――41.9%
いいえ ―――58.1%

○Q.現在、バイクを所有していますか? /自動二輪免許所持者(n=427)

はい ―――64.6%
いいえ ―――35.4%

アンケートでは、会員の4割を超える方がバイク免許を取得しており、その中で車両を所有しているのは約6割という結果になりました。しかし、すべての免許所持者が車両を持っているわけでありません。

1980年代のバイクブームでは多くの若者が免許を取得しましたが、その後の就職や結婚、出産などを機に手放してしまった方も多いようです。そして現在、子育てが終わってひと段落し、再びバイクを所有する中高年のリターンライダーも増えています。やはりバイクには大きな魅力があるようですね。

「ヤマハ」のバイクが持つ魅力は?

それでは、自動二輪免許所持の会員達が回答した「ヤマハ」のバイクの具体的な魅力について紹介しましょう。
■芸術的ともいえる洗練されたデザイン

男性/38歳
近未来的なデザインで質感が高く、高級感がある

男性/58歳
スタイリングとレーサータイプのかっこよさは別格

男性/59歳
機械的なイメージを芸術的なデザインにできる

男性/60歳
とてもスタイリッシュなバイクが多い、デザインが洗練されている

男性/40歳
デザインに遊び心があり、ミニチュアなんかも飾っておきたくなるような部分がある

多くの人は「ヤマハ」のバイクのデザインを高く評価しますが、それもそのはず。「ヤマハ」は1955年の市販バイク第一号である「YA-1」から工業デザインを専門としていた「GK」に委託し、現在もその関係は続いています。ただ速いだけではなく、止まっている愛車を眺めているだけでもウットリできる。こういった意見は「ヤマハ」製バイクのオーナーからもよく聞くことができます。

■レースで鍛えたコーナリング性能

男性/21歳
小回りが利く

男性/48歳
コーナーリング性能が良い

男性/54歳
エンジンだけでなくコーナリングも良い

男性/38歳
コーナーのグリップ力が高いバイクが多いですね

男性/54歳
操作性を追求した走りを快適に楽しめる車種が多いイメージ

国内外のレースで、常に「ヤマハ」は「ホンダ」とタイトルを争ってきましたが、エンジンパワーに重点を置く「ホンダ」に対し、コーナリングで差を詰めるためのハンドリング性能に磨きをかけてきました。その開発スタイルは市販車にも反映されてきたため、レーサー直系の2ストローク車「RZ」や「TZR」、4ストロークでは「FZ/FZR」や「YZF」系はもちろん、ストリートバイクでも素直で扱いやすいハンドリングを実現しています。

■初心者や女性にも優しく、運転しやすい!

男性/25歳
運転しやすい

女性/47歳
老若男女が乗れそう

女性/59歳
女性向けで乗りやすい

女性/42歳
若い人が入門編で乗りやすいデザイン

女性/45歳
安心安全。女性でも扱いやすい。お手頃で親しみやすい

「ヤマハ」のバイクが初心者や女性でも乗りやすいことに魅力を感じている方も多いようですね。先述のように「ヤマハ」は初めて発売したバイクからデザインにこだわり、サーキットではハンドリングを鍛えてきました。こういったノウハウの積み重ねが、市販車ではビギナーからベテランまで親しみやすいデザインや、素直で乗りやすいハンドリング性能に活かされているのではないでしょうか。
■「ホンダ」に負けない高性能エンジン

男性/50歳
エンジン音がカッコいい

男性/70歳
エンジンはとても良い

男性/51歳
良い排気音にこだわりを持っているところです

男性/52歳
エンジンのよく回るエンジンで、壊れにくく長く乗れる

男性/45歳
ヤマハの魅力は性能かと思います。バイク業界では性能が良いとよく耳にします

レースで勝つためハンドリング性能に磨きをかけた「ヤマハ」ですが、エンジン開発もおろそかにしてはいません。レーサーレプリカ全盛の80年代を知る人なら、2ストロークの「YPVS」、4ストロークでは「EXUP」といった画期的なパワーアップデバイスはご存じでしょう。2000年代では、高いトラクション性能を発揮するクロスプレーン型クランクも実現。「ホンダ」のように何種類ものエンジンを新規開発できなくても、すばらしいアイデアで性能向上を果たしてきた歴史があります。

■多彩なラインアップ。スクーターも人気

女性/56歳
50.60代の人は、スクーターはヤマハという

男性/44歳
庶民的でスクーターが人気な気がする

男性/53歳
昔、50CCのジョグに乗っていました。とても乗りやすかったです

女性/33歳
種類が豊富で、とても好きです

男性/49歳
バイクの種類が豊富でスクーターからレース車まで幅広い種類があるので、いろいろな用途で利用できる

かつての「HY戦争」では、「ヤマハ」は「ホンダ」と販売台数の多い原付スクーターでも火花を散らし、「JOG」は高性能スクーターの代名詞として定着しました。ほかにも125~250ccクラスでは「シグナスX」や「マジェスティ」などのスクーターをヒットさせています。最近では前輪を2つ持った3輪の「トリシティ」や「ナイケン」など、小型から大型まで話題性のあるラインアップも大きな魅力です。
デザインだけではなく、”創造力”も魅力の「ヤマハ」

長年に渡って繰り広げられた「ホンダ」と「ヤマハ」の「HY戦争」は、熾烈を極めた原付部門では、なんと「ヤマハ」を代表する人気モデルの「JOG」や「Vino」が「ホンダ」のOEM車両になるという結末を迎えました。しかし、それ以外のクラスの市販車やレースでは最大のライバルという関係が続いています。

「ヤマハ」はデザインに定評がありますが、現在まで優秀なバイクを生み出してきた要因は、やはり「ホンダ」という強敵がいたからでしょう。「ホンダ」を代表する「CB」のエンジンは強力なパワーでしたが、さらに「VF/VFR」などのV型も追加。2ストロークでも「NS/NSR」と新しいエンジンを投入して徹底的に「ヤマハ」を苦しめました。しかし「ヤマハ」も他社がマネせざるを得ない革新的な機構や、さまざまなジャンルで新しい世界観を持つバイクを創造しています。

例えばそれは、気軽にオフロードを楽しめる「セロー」、「ハーレー」とは異なるドラッグスタイルの「VMAX」、サーキットではなく公道最速をテーマとした初代「YZF-R1」、最近では「トリシティ」などの3輪コミューターで、いずれも世界的に大ヒット。体力で勝る強敵に対し、高いセンスと“創造”力で応戦してきた「ヤマハ」のスタイルも大きな魅力といえるでしょう。

次回は、「ホンダ」「ヤマハ」とは中・大型バイクではライバル関係でありつつも、独特のイメージを持つ「カワサキ」の魅力を紹介します。

調査時期: 2021年8月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 1,019人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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