軽石漂着に伊豆諸島が悲鳴 漁業や観光業に打撃

小笠原諸島の海底火山の噴火によるとみられる軽石が伊豆諸島に漂着している問題は、影響が長期化するおそれが出てきていて、地元の人たちから懸念の声が上がっています。
記者
「大小さまざまな大きさの軽石が砂浜に帯状になって打ち上げられていて、海のほうを見てみますと、波に乗って茶色い漂流物がこちらに近づいてくるのも確認できます」
三宅島では、砂浜を覆うように軽石が打ち上げられていました。
近所の住民
「今日来たら(砂浜が)真っ白になっていて、びっくりした」
さらに、伊豆大島でも港の桟橋近くや海岸に軽石が漂着していました。
三宅島で民宿を営む沖山さん。本来なら祝日は釣り人でにぎわうといいますが・・・
民宿夕景 沖山勝彦さん
「天気予報が悪かったのと軽石で港の出入り口をふさがざるをえない状況で。2人しか来なかった、釣り人が」
「海洋研究開発機構」のシミュレーションによりますと、軽石は23日から24日にかけて伊豆諸島にまとまって近づくとみられています。その後、12月上旬には東に抜けるものの、また新たな軽石がまとまって接近する可能性があり、機構は、少なくとも年内は注意する必要があると指摘しています。
民宿夕景 沖山勝彦さん
「コロナで大変でずっと我慢していたのに、これで軽石でダメとなると、2日3日で終わればいいけど、2か月3か月になると」
三宅村の櫻田村長は・・・
三宅村 櫻田昭正村長
「これ以上、漂流物が多くなると、漁師が飯食うのに困っちゃう。(Q.補償は)今のところ考えていないが、そういう事態になれば、それなりの対策を講じないといけない」
三宅島の漁協は、軽石の状況をみたうえで、今週末にもオイルフェンスを開けて漁に出ることも検討しています。(23日15:38)

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