LEGOが性別ステレオタイプの除去を発表 子供たちの意識調査結果も明らかに

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デンマークのプラスチック玩具ブランドであるLEGOは、「男の子用」「女の子用」という表記をすでに自社の製品から排除しているが、この度、性差別によるステレオタイプも除去していくことを発表した。『Daily Star UK』などの海外メディアが報じている。
11日、LEGOは国連の国際ガールズデーに向けて、『Geena Davis Institute on Gender in Media(女優ジーナ・デイビスが設立したジェンダー研究所)』に世界7ヶ国、7,000人の子供とその親に対する意識調査を依頼していた結果を発表した。
そしてその結果を基に、性別のステレオタイプを体現するおもちゃを取り除き、女の子も手に取りやすいおもちゃに変えていく方針を打ち出した。
調査結果によれば、71%もの男の子が、「女の子用おもちゃ」を使うことでいじめられるのではないかと不安を抱いており、その親たちも同様の懸念を抱えていることが明らかになった。
また、女の子たちはより幅広い事柄に意識が向くようになっているにも関わらず、「女の子らしいこと」に興味を向けるよう促されているという。
専門家は、「女の子は組み立て系のおもちゃを与えられないことから、空間能力を育むチャンスを、男の子はお人形を与えられないことによりお世話をするスキルを育む機会を奪われている」と話し、子供たちが男女の別なく平等におもちゃでトレーニングできる機会を奪っているのだと警鐘を鳴らした。

調査では続けて、6~14歳の男の子はスポーツと理系的科目(理科、技術、工学、数学)に精を出すよう言われ、一方で同じ年齢層の女の子はダンスやおしゃれなどに目を向けるよう促されることが、男子の5倍もあることがわかったと報告している。
調査を行った組織のCEOであるマデリーン・ディ・ノノ氏は「『男性』が連想されるもののほうが、社会ではより重要なものとして捉えられています。伝統的に女性で連想されてきたふるまいや活動も重要であると認識されるまでは、親や子供たちもそれに倣うのです」と語った。
今回の調査で、自分の子供をLEGOで遊ぶよう促す男の子親は76%もいる反面、女の子の親ではたった24%しかいないことがわかった。
LEGOの製品とマーケティング担当役員であるジュリア・ゴールドウィン氏は、「これまで各々の性別向きではない、と考えられてきたもので遊びたいと感じる男の子や女の子の背中を押してあげることが、今後の私たちの仕事だと考えています」と語っている。

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