テレ朝「モーニングショー」東名高速で深夜0時に発生する大渋滞の映像を放送…玉川徹氏は制度改善を提言

テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は14日、東名高速道路の上りの終点となる東京料金所で深夜0時ごろに、ほぼ毎晩、大渋滞が発生していることを報じた。
番組では今月6日午後11時の東京料金所を取材。この時間は、料金所の手前にトラックが4台止まっていたが、0時が近づくにつれ路肩に止まるトラックが増加し、11時58分には3車線すべてがトラックで覆い尽くされた。
ところが、深夜0時になるとトラックは料金所を通過しはじめ、午前0時過ぎには渋滞が解消した。番組では、この現象がほぼ毎晩繰り広げられていることを伝え、渋滞が発生している理由を高速料金の深夜割引と報じた。それによると、深夜0時から午前4時に高速道路を利用するとすべての通行料が3割引となるため、割引開始の深夜0時前になると料金所の路肩にトラックが集結し、割引が開始される時間を待つために大渋滞が発生していた。
こうしたトラックの深夜0時の交通集中は、東京料金所だけでなく、サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)にも影響していることを報じ、番組では料金所の25キロ手前にある海老名SAで6日午後10時前にトラックの駐車スペースはすでに満車となっていることなどの映像を放送した。深夜割引について番組では、大阪から東京間をトラックで走行した場合、通常1万7920円が深夜割引なら1万2540円と5380円も安くなることを伝えた。こうした割引を目的とする渋滞の背景には、コロナ禍による貨物減少、加えて燃料代の高騰などのコストを抑えるためだと解説していた。

スタジオでは解決策として全日本トラック協会が現在の午前0時から4時の割引時間帯を労働基準法に規定されている深夜時間帯の規定に合わせ、午後10時から午前5時までに割引時間帯を拡大するよう国土交通省に要望していることを伝えた。これを受け同省では、深夜割引時間帯の走行分を割引にする案などを検討しているが現時点では何も解決策は正式に決まっていないという。
深夜の大渋滞のVTRを見た司会の羽鳥慎一アナウンサーは「3車線全部埋まるのは暗黙の了解みたいになっていますもんね。止まってもいいんだみたいな、あの時間帯は」と指摘した。コメンテーターで同局の玉川徹氏は「全部埋まったらまずいよね。せいぜいマナーの問題でどっか1車線ぐらい開けてもらわないと」とコメントすると羽鳥アナは「深夜0時の東京料金所はこういうものですよってトラックの運転手さんの中ではなっている」と応じた。
玉川氏は、こうした渋滞について「深夜の割引制度の目的は深夜に走ってもらうことによって平準化しようということ」などとし、トラック運転手の労働環境の改善などを含め「制度の目的は何なのかを考え直した方がいい」などと提言していた。

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