最古の「一日造立仏」と判明=乙訓寺の十一面観音―京都

「一日造立仏」であることを示す文書が内部から見つかった乙訓寺の木造十一面観音立像(公益財団法人美術院提供)
京都府教育委員会は14日、同府長岡京市の乙訓寺が所蔵する木造十一面観音立像が、わずか1日で完成させる仏像「一日造立仏」と判明したと発表した。鎌倉時代に作られており、資料で制作時期が裏付けられたものとしては最古という。
一日造立仏は、病気の回復などを祈願して1日で制作される仏像。鎌倉時代に現在の奈良県周辺で盛んに作られたという。
府教委によると、十一面観音は高さ約1.8メートルで、鎌倉時代中期の1268年の制作。補強修理のために解体したところ、像の内部から寄進者の名前や一日造立仏であることを示す文書が見つかったという。

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