ホスピス職員の善意で実現 末期女性が施設で愛犬・愛馬と最後の触れ合い

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気づいたときには、すでに末期…。死が迫っていることが分かりホスピスに入院した女性が、大事にしていたペットと最後の対面を果たしたことを、『Metro』などの海外メディアが伝えた。
イギリスで暮らしている68歳の女性が病気になり、今から6週間前に入院を余儀なくされた。それはあまりにも突然のことで、女性は愛情たっぷりに世話をしていた犬2匹と馬には別れを告げないまま、病院に行ったのだという。
しかし検査を受けたところ「死が近い」「すでに治療しても意味がない状態」と判明したことから、女性は自宅に戻るのではなく、そのままホスピスに移ることになった。
死期が迫っていることは受け入れたものの、家に置いてきたペットを恋しがり「さよならも言えなかった」と嘆いた女性。ホスピスの職員は気の毒に思い、「ならば女性のペットをホスピスに連れてきて、会わせてあげようじゃないか」と考えた。
このとき女性も「犬であれば施設内に連れて入ることを許可してもらえるのではないか」と少し期待していたというが、馬に会えるとは考えていなかったという。
ホスピスの職員は、女性の馬を施設に連れて行きパティオの窓を開放。女性のベッドを窓際に移動させ、一緒に過ごせる時間をもうけた。女性は細い腕を伸ばし馬に触れ、馬も女性を優しく見つめて最後の触れ合いを楽しんだ。
数週前まで乗馬を楽しんでいたと女性は、こうして再会が実現したことをとても喜んだという。

犬2匹もホスピスに行き、女性の部屋で対面。ようやくペットにお別れを言い終えた女性は、「ホスピスの皆さんが私のためにここまでしてくださるなんて、信じられない気分です」とコメントしている。
女性と結婚して46年がたつという夫も、ホスピス職員の善意に心から感謝しているようだ。夫たち家族は事前に見舞い・訪問予定の人について職員に知らせてあったというが、馬にまで会わせてくれるとは思ってもいなかったという。
死期が近い患者、そしてその家族の気持ちに寄り添うことを、このホスピスではとても大事にしているそうだ。女性を見送らねばならない夫も、女性の最後の希望が叶ったことに安堵している。

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