幕引き認めず“辞職”狙う思惑も…金メダル噛んだ河村市長 引責で自ら提出した給与減額条例案を市議会が否決

金メダルを噛んだ問題で名古屋市の河村たかし市長は、自身の給与を減額する条例案を提出していましたが12日、市議会は否決しました。

今年8月、名古屋市の河村市長がオリンピック選手の金メダルを噛んだ問題。市役所には1万5000件を越える苦情が寄せられ、河村市長は自身の給与3か月分・あわせて150万円を減額する条例案を市議会に提出していました。

そして12日の本会議で採決が行われましたが、自民などの反対多数で否決。賛成したのは、河村市長が代表を務める地域政党「減税日本」の会派だけでした。

市長が不祥事の責任をとるための「給与減額条例案」が、なぜ否決されたのでしょうか。

自民党市議団の成田議員(10月8日):
「市長の責任が全体として不明確なまま判断を求められても、賛同できる状態に至らない」

条例案を巡っては、これまでの委員会で議員から反発が相次ぎ、さらに…。

共産党市議団の田口議員(9月28日):
「(苦情の中の)辞職をすべきという多くの市民の声に、背を向けるものだと私は思います。だったら、お辞めになったらどうですか?」

市長に辞職を求める場面も…。

否決の背景には、自民党市議団などが給与減額での「幕引き」を認めず、市長を辞職に追い込みたいという思惑があるとみられています。

給与減額では、事態を収束できない形となった河村市長は…。

河村名古屋市長:
「月給50万円ですので、どこか名古屋市民の皆さんに寄付しようと思っていますけど。いったん言った以上はね」

選挙区内での寄付行為は公職選挙法で禁止されているため、河村市長は政治家を引退した後に寄付することなどを検討するとしています。

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