夏休み明け授業進まず 子どもの新型コロナ感染急増で学級閉鎖や休校64校 沖縄11市

夏休みが明けた後の沖縄県内11市の小中学校や高校などの県立学校で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う学級・学年閉鎖や臨時休校した学校が少なくとも64校あることが14日、分かった。多くの学校が再開した8月下旬~9月上旬に子どもの感染が急増したことや、各校が学級閉鎖などの基準を厳格化したことが背景にあるとみられる。学習進度にも影響が出かねず、学校関係者は感染防止との難しい両立を迫られている。(社会部・下里潤、徐潮、編集委員・鈴木実)
学級閉鎖などの対応を取った県立学校は全83校中30校。うち学級閉鎖は45学級、学年閉鎖は五つの学年、学校自体の休校は3校だった。
小中学校は高校よりもおおむね再開時期が遅く、学級閉鎖などが少ない自治体もある。うるま市は8校9学級が閉鎖、1校が学年閉鎖。宜野湾市は6校10学級が学級閉鎖、1校が休校した。那覇市はゼロだった。
コロナの第5波で県全体の感染者数が爆発的に増えたのに伴い、20歳未満の子どもの感染も急増。9月に入って落ち着きつつあるものの、先週1週間(6~12日)の新規感染者数は650人を超え、全体の3割を占めた。感染経路の大半は家庭内感染とされる。
県は1人でも感染者を確認すれば、クラス全員を検査する学校PCRを実施している。10歳未満の感染者数が年代別で初めて最多となった13日には、小学生9人の感染が判明した。
学級閉鎖した県立高校の校長は「手指の消毒やマスク着用を徹底していても感染者が出た。オンライン授業で補ってはいるが、今後も頻発するようだと授業進度に影響してくる」と懸念。本島南部の市町村教委の担当者は「複数の教職員が感染すれば授業が成り立たず、学級や学年閉鎖の対応を取らざるを得ない」と頭を抱えた。
夏休み明け授業進まず 子どもの新型コロナ感染急増で学級閉鎖や…の画像はこちら >>

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする