役場の看板「政府は日米地位協定を抜本的に見直せ!」撤去 11年前10市町村が掲示 今は2カ所だけ

沖縄県中城村役場の旧庁舎に掲げられている「政府は日米地位協定を抜本的に見直せ!」の看板が、今秋からの庁舎解体に合わせて撤去される件で、同村の浜田京介村長は8日、現在の新庁舎に看板を移す予定はないとした上で「(地位協定見直しの)思いを発信することは大事。広報誌など他のやり方がないか、お互いで考えていきたい」と述べた。同村議会9月定例会で8日、大城常良村議の質問に答えた。
看板は中部市町村会が2010年1月、日米地位協定の見直しを政府に求める決議を全会一致で可決したのを受け、加盟10市町村の各庁舎に設置された。中城村によると、庁舎に看板が残っているのは宜野湾市と読谷村のみ。
中城村の看板は木製で、長さ7・2メートル、幅1・2メートル。老朽化が進んでいる。同村は、新庁舎に掲げるのは「景観上良くない」との立場で、強風の際に周囲へ被害がないよう管理する難しさも課題だという。庁舎ではなく、庁舎近くの国道329号沿いに設置する案については「(既に他の看板がいくつもあり)スペースがない」という。
同村議会は看板について、旧庁舎以外の別の公共施設か国道沿いに設置し直すことを求める村長宛ての決議を8月臨時会で全会一致で可決していた。
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