ヨドバシカメラ、転売ヤーに毅然とした対応 その姿が「素晴らしすぎる」と話題に

新商品や限定商品の発売に伴い、ほぼ必ずと言っていいほど発生するのが転売問題。もはや人気商品に転売はつきもの…と半ば諦めに心境に達してしまった人もいるかもしれないが、そんな中で毅然とした態度を崩さない「ヨドバシカメラ」の真摯な対応が話題となっている。
今回、ヨドバシが広く注目される切っ掛けとなったのは、ツイッターユーザー・みとすさんが11日に投稿した一件のツイート。
本文には「ヨドバシの対策について」とのみつづられており、添えられた写真を見ると、そこにはヨドバシ店内で撮影されたと思しき「告知文」が確認できる。
こちらには11日から発売となる「RG 1/144 Hi-νガンダム」プラモデルの購入に関する注意書きが記されており、「当店では、多くのお客様にお買い求めいただけるよう、転売対策を行なっております」「パッケージした箱に、当店の店舗印を捺印した状態での販売とさせていただきます」という文言が見られた。
サンプル写真にはプラモデルの箱の裏面が写っており、右隅に「ヨドバシカメラ」の店舗印が押されているのが分かる。
ヨドバシの対策について pic.twitter.com/y8qa7puv02
みとす@TA(一生独身) (@mitosTA) September 11, 2021
悪質な転売行為に手を染める「転売ヤー」と呼ばれる人々の所業が一般に認知されてから久しいが、残念がらその悪行はいまだ衰えを見せない。人気作品の関連グッズや限定アイテムが発売されるたび、値段を法外に釣り上げた転売ヤーらが商品を転売する…という、あってはならないことが半ば「日常光景」となりつつあるのは事実。
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そんな中でヨドバシはユーザーの目線に立ち、「いかにして転売の被害をなくすか」という目標に向かって様々な試みを実施しているのである。
件のツイートは投稿からわずか2日足らずで1.2万件以上ものRTを記録しており、ユーザーからは「良いねヨドバシさん! この姿勢は流石です」「ヨドバシは、転売対策をいつも真剣に考えてくれるから偉大だ」「これは素晴らしい対策。こういう対応が全国に広がってほしいね」「大手が『転売は許さない』という姿勢を見せたことに大きな意味がある」といった称賛の声が相次いでいた。

しかしこちらの対応にも弱点がないわけではなく、一部のユーザーからは「私は下箱の状態も気にするので、このハンコは普通に嫌かな。もちろん店側にこんな手間かけさせる転売ヤーが悪いのは事実です」「そのうち、下箱だけ取り替える転売ヤーも出てきそうだ…」などの意見も。
ちなみにヨドバシ店舗ではこれ以外に、さらなる転売対策が存在することをご存知だろうか。
今回話題となった告知文は、大阪府の「マルチメディア 梅田」店舗にて撮影されたもの。ツイート投稿主・みとすさんは、発見時に「ヨドバシがついに転売対策したな。 いいぞ!」と思わずガッツポーズをとってしまったそうだ。
またこうした転売対策は都内店舗でも実施されており、今年7月にはツイッターユーザーのビーロボカブトさんが投稿した「マルチメディア 吉祥寺」店舗の様子が話題に。
カードゲーム転売においてわりと良い対策だと思う pic.twitter.com/hSDx8Wq0Ix
ビーロボカブト (@kabuto_w) July 20, 2021
「カードゲーム転売においてわりと良い対策だと思う」とつづられたツイートには、「ポケモンカードゲームBOX販売について」「BOXでの購入の際、シュリンク(外装ビニール)を外してのお渡しとなります」と記された告知文が写っていたのだ。

こちらの対応に関しても称賛の声が多数上がっており、ツイート投稿主・ビーロボカブトさんは「転売ヤーに迷惑をかけられる界隈が増えている昨今、こういった対策を積極的にとっていただけるのは消費者としてとてもありがたいと思います」「ヨドバシカメラさんは以前にもエヴァンゲリオンのフィギュア販売で対策を講じられていたので、他の企業も何かしらの対策に乗り出してほしいと思います」と、発見時の様子を振り返っている。

ちなみに前述の「シュリンクを外しての販売」という対応は他店舗でも確認できたため、今後カードゲームのBOXを販売する上でのニュースタンダードとなる可能性もじゅうぶん考えられる。
様々な工夫を講じ、少しでも多くの商品が「その商品を本当に望んでいる人」の元へ届くよう努力を続けるヨドバシの姿勢に、改めて敬意を払いたい。

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