京大卒・沖縄の予備校講師が公開した「非公式議会アプリ」 情報「見える化」の狙いは

(1)コンピューター言語を使わずにウェブサイトやアプリなどを作成する手法。一般的なプログラミング開発に比べ、管理画面上でパーツを組み合わせるなど、容易に短期間でサービス構築ができる。無料で利用できる開発環境もある。一方、最先端の技術には対応していない場合がある。また、開発環境の提供元がサービスを終了すると、ウェブサイトやアプリも公開が停止される可能性がある。非公式アプリにはどんな情報が「議会のデータ」では議員を年代、性別、出身地別に表示できる「声を届ける」欄には各議員の電話番号や議会事務局への連絡方法が記載されている 「非公式南風原町議会アプリ」は2019年12月から2021年6月までの定例会7回から、議会だよりを基に議員と町の質疑概要などをまとめた。今後も情報を更新するという。 議員情報では議員が住む地域や連絡先なども記載されている。分野別の質問回数ランキングから各議員が関心を持つ政策が比較でき、アプリ内の検索機能を使えば、利用者の問題意識と合う質問をしている議員を探すこともできる。 また、議会データでは、議員構成の年代、性別や政党・会派のほか、沖縄本島内8町議会との議員報酬比較も紹介している。「声を届ける」欄では議会への請願・陳情についての問い合わせ先や、公開されている議員の電話番号なども記載している。さらに町議会ウェブサイトで公開されている中継動画にもリンクしている。 将来的には各議員の公約・マニフェストの表示も検討している。さらに選挙時には、どこで演説するか候補者自らが情報を記入し、有権者が閲覧できる仕組みも考えているそうだ。 南風原町議会事務局は、この取り組みを知った町役場職員から連絡があり、9月3日の全員協議会で各議員に周知した。玉城さんには、複数の議員から「自分の発言を簡単に振り返ることができて便利」などの声が寄せられたそうだ。閲覧した人からも県議会などの情報もアプリで作成したい、作り方を教えてほしい、という連絡があるという。ほかにも「議員報酬って他の市町村と比べると、そんなに高くないのが分かった」「普段から議会だよりは見ていたが、分野や議員別にまとめられ見やすくなった」など反応があった。「素朴に自分の住む街を良くしたい」 玉城さんが、昨年12月に那覇市から地元の南風原町に戻ってきた際、町の現状がどうなっているかを知ろうと、町公式サイトなどで情報収集した。基本的な統計情報や検診のおしらせなど、町政に関する様々な情報がテキストやPDFなどで公開されているが、整理されておらず分りにくく感じたという。 地元住民が町の現状を把握するためにも、行政や議会の情報は分かりやすく開示されるべきと考えているが、関係者に重要性を訴えようにも言葉だけでは伝わりにくいのでは、と考えた。こうすれば情報が届きやすいという具体的な例を作ろうと、アプリの開発に取り掛かった。 大学受験予備校の講師として働いている玉城さんは、生徒たちに知識を詰め込むだけではなく、公的な関心を持ち、社会を自ら変える主体であれと説いているという。政治に対しても、国政だけでなく地元自治体にも関心を持ってほしいと願っている。しかし自治体の情報に接する機会がなかなかなく、例えアクセスしたとしても、情報が整理されておらず分かりづらいと感じた。 生徒たちに「学んだことを自分のためだけではなく、社会に還元して自ら変えていく主体となってほしい」と言っているからには、自らも実践しなければと考えた。南風原文化センター企画運営委員や南風原中学校評議員を担うなど、同町の住民として「素朴に自分の住む街を良くしたい」という思いが、開発の原動力になった。<次の記事>プログラミング未経験なのに25時間で「議会アプリ」公開 苦労したのはアプリ開発ではなくデータ整備「非公式南風原町議会アプリ」URLはhttps://used-quiet-8419.glideapp.io スマホやパソコンで閲覧できる。同アプリの仕組みを他議会などで活用したい場合、連絡先は玉城さんメールアドレス(yooohe3@gmail.com)まで。玉城陽平さんが公開した「非公式南風原町議会アプリ」のスマホアプリと、パソコンでの管理画面=9月11日、南風原町の自宅”>玉城陽平さんが開発・公開した「非公式南風原町議会アプリ」。パソコン、スマホのどちらでも閲覧できる。画像はパソコン版。”>「議会のデータ」では議員を年代、性別、出身地別に表示できる”>「声を届ける」欄には各議員の電話番号や議会事務局への連絡方法が記載されている”>
<次の記事>プログラミング未経験なのに25時間で「議会アプリ」公開 苦労したのはアプリ開発ではなくデータ整備「非公式南風原町議会アプリ」URLはhttps://used-quiet-8419.glideapp.io スマホやパソコンで閲覧できる。同アプリの仕組みを他議会などで活用したい場合、連絡先は玉城さんメールアドレス(yooohe3@gmail.com)まで。玉城陽平さんが公開した「非公式南風原町議会アプリ」のスマホアプリと、パソコンでの管理画面=9月11日、南風原町の自宅”>玉城陽平さんが開発・公開した「非公式南風原町議会アプリ」。パソコン、スマホのどちらでも閲覧できる。画像はパソコン版。”>「議会のデータ」では議員を年代、性別、出身地別に表示できる”>「声を届ける」欄には各議員の電話番号や議会事務局への連絡方法が記載されている”>
「非公式南風原町議会アプリ」URLはhttps://used-quiet-8419.glideapp.io スマホやパソコンで閲覧できる。同アプリの仕組みを他議会などで活用したい場合、連絡先は玉城さんメールアドレス(yooohe3@gmail.com)まで。玉城陽平さんが公開した「非公式南風原町議会アプリ」のスマホアプリと、パソコンでの管理画面=9月11日、南風原町の自宅”>玉城陽平さんが開発・公開した「非公式南風原町議会アプリ」。パソコン、スマホのどちらでも閲覧できる。画像はパソコン版。”>「議会のデータ」では議員を年代、性別、出身地別に表示できる”>「声を届ける」欄には各議員の電話番号や議会事務局への連絡方法が記載されている”>

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